ラットホール・ギャラリー1971 年、トビリシ(グルジア)生まれのジョルジャッツェは、空間において形やオブジェと戯れつつ、その直観的な過程から展開される彫刻的なインスタレーションで知られています。ジョルジャッツェは、石膏やボール紙から、ガラス、木、金属、コンクリート、リノリウムやフォームラバーに至るまでの幅広い物質を用いて、機能性、装飾性、抽象性の間を行き来する、不定形な構造体を制作しています。同時に、椅子、机、ベッド、棚といった家具の断片にも見える構造体は、カーペット、写真、あるいはランプといったファウンド・オブジェクトと組み合わせられることにより、より強調された印象を与えます。これらの作品はサイト・スペシフィックなインスタレーションで一緒に展示され、そうした物のまわりで私たちがどのように振る舞っているか、またそうした物が私たちをどのように振る舞わせているか、鑑賞者に気づきや反省を促すきっかけをつくり、身体とハビトゥス(習慣的行動様式)の間に期待されるべき関係がもはや成り立たないような、不気味で希薄な家庭の空間を呼び起こすことでしょう。
本展は、ジョルジャッツェの作品を日本で初めて見ることのできる機会となります。
[画像: Thea Djordjadze "All men are equal but some men are more equal, than others. (Orwell) (Ton ungebrannt)" (2008) Clay, air-dried 37 x 27 x 15 cm]
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