GALLERY SPEAK FORアニメ「DEAD LEAVES」や、Dr Pepperのパッケージデザインなど、今井トゥーンズ氏は、スケールの大きな描画力と美術的な精緻さを兼ね備えたコミック・イラストレーションを数多く生み出し続けています。筆致のディテールにいたるまで活性化しているフェティシズム感、ドローイングやペインティング全体に光る濃厚なアメコミ美学は、ポスト・ガンダム世代ならではの流量豊かなファンタジー構想力を伴い、比類のない日本独自の絵画として、国内外で高く評価されてきました。
本展は、今井氏にとって7年ぶりとなる個展です。コミック本流から見て、あくまで傍流的なサブカルチャーとして捉えられてきたその絵画は、キッチュでキャンプ(誇張趣味)と評されることがしばしばでしたが、それをあえてタイトルとしました。デビュー以来、約16年の間に雑誌や広告物、イベントなど様々な機会に描かれた作品からセレクトして紹介します。イラストレーションやペイント、デザイン作品などの形式を問わず、「雑誌のバックナンバーをひも解くように、今の視点から楽しめるよう再構成したい」と彼は言います。
本展を俯瞰する時、今井氏の描き出すものが、コミックとアートの中に真のバイパスを通す独立したメインストリームの創出だったことに改めて気づくことでしょう。原画、リメイクや複製をミックスして約30点を展示・販売。合わせて関連書籍やTシャツ、オリジナルZINEなどを販売いたします。
【ギャラリートーク開催】
2011年10月28日(金)18:30~ 入場無料
作品解説=今井トゥーンズ 聞き手=マジック・コバヤシ
まだコメントはありません