1987年のスタジオ設立から25年たった今も第一線で活躍し続ける、ロンドンのデザインスタジオWhy Not Associates。ファッションブランドNEXTのカタログや、グラフィックデザイナーのバイブル『Typography Now』のデザインで、当時の革新的タイポグラフィシーンの旗手となりますが、その後もコンスタントにインパクトある作品を世に送り出し続けています。常識に囚われない、斬新でときにちょっとした驚きをも内包する、常に高みを目指したデザインが、結果、グローバルブランドから自治体、文化施設など、数多くの様々な分野のクライアントに支持されるところとなっています。
東京TDCでは、2003年にイギリスの海岸都市モアカムにつくったタイポグラフィの遊歩道「A Flock of Words」、2010年に英チャンネル4のドキュメンタリー番組トレーラー「Unseen Gaza」、そして2012年には巨大タイポグラフィックパブリックアートの集大成的作品ともいえる「Comedy Carpet」でグランプリ受賞と、日本での評価も不動です。その「A Flock of Words」をはじめとするアーティスト、ゴードン・ヤングとのコラボレーションによるパブリックアートでは、Why Notの基盤であるタイポグラフィが、想像を超えるスケールで表現されます。1993年大阪dddギャラリーでのWhy Not展から20年。脂の乗り切った確たるデザインに効かせる一ひねり。予定調和ではない、ハプニングをも自分たちのものにしてしまう大胆さとダイナミクスを持ち合わせたWhy Notの自在な世界を展示します。
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