宇都宮美術館ウィーンの世紀末芸術を代表する画家、グスタフ・クリムト(1862-1918)。その甘美で装飾的なスタイルは、今なお多くの人々を魅了し続けています。その一方でクリムトは、当時のウィーンの旧弊な美術界に立ち向かい、自ら結成の中心となった「ウィーン分離派」のメンバーとともに、自由で新しい芸術の創出に尽力しました。本展のタイトルにもなっている「黄金の騎士」は、「理想を求めて闘うクリムト自身」を象徴するイメージとして知られており、また、多くの謎を秘めた作品でもあります。今回は、この「黄金の騎士」にまつわる物語をひもときながら、国内外のコレクションから精選された油彩、デッサン、版画、ポスター、書籍、雑誌、家具、美術工芸品、ジュエリー、写真などによって、クリムト芸術と世紀末ウィーンの諸相を紹介します。
[画像: グスタフ・クリムト「人生は戦いなり(黄金の騎士)」(1903) 愛知県美術館蔵]
[関連イベント]
記念講演会
講師: 古田浩俊氏(愛知県美術館 企画業務課長)
日時: 4月21日(日) 14:00(開場13:30)~15:30
会場: 宇都宮美術館 講義室
定員: 先着170名
*企画展鑑賞券をお求めのうえ、講義室にお集まりください。
ウィーンへの誘い ~モーツァルトのピアノ曲~
クリムトが活躍する100年も前の1781年、25歳で ウィーンに上京し、この地で35歳の生涯を閉じたヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791)に焦点を当てます。演奏は、モーツァルトのピアノ曲により、国内外のコンクールで数多くの受賞を重ね、精力的に活動されている菊地裕介氏。今回は、レクチャー形 式のコンサートとし、楽曲と「ウィーンのモーツァルト」に 関するお話を、声楽家の井上雅人氏(バリトン)にお願いします。
出演: 菊地 裕介(ピアノ)、井上 雅人(ナヴィゲーター)
日時: 4月28日(日) 14:00(開場13:30)~15:30
会場: 宇都宮美術館 講義室
定員: 170名(事前申込制・自由席)
*企画展鑑賞券をお求めのうえ、事前申込当選通知をお示しになって講義室にお集まりください。
ウィーン世紀末とクリムト ~マーラーの歌曲~
同時代の進歩的な芸術家として、クリムトやウィーン分離派の人々と親しい交流があったグスタフ・マーラー(1860-1911)を特集します。クリムトとマーラーといえば、創作面でのつながりもさることながら、一人の女性アルマ(マーラー夫人)をめぐる恋愛ドラマも忘れてはなりません。今回は、こうした世紀末的な「愛の世界」を、マーラー自身および妻アルマの歌曲で綴ります。
出演: 井上雅人(バリトン/ナヴィゲーター)、市原愛(ソプラノ)、朴令鈴(ピアノ)
日時: 5月12日(日) 14:00(開場13:30)~15:30
会場: 宇都宮美術館 講義室
定員: 170名(事前申込制・自由席)
*企画展鑑賞券をお求めのうえ、事前申込当選通知をお示しになって講義室にお集まりください。
「学芸員によるギャラリートーク」
企画展担当学芸員による作品解説を行います。
日時: 会期中毎週土曜日 14:00~
集合場所: 企画展鑑賞券をお求めのうえ、中央ホールにお集まりください。
※お申込方法の詳細は、公式ホームページからご確認ください。
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