終了した展覧会・イベントです
[画像: 香水瓶「バラ」ドルセー社(1914 )、 香水瓶「ユーカリ」(1919年)、 香水瓶「三組のペアダンサー」(1912)、北澤美術館]

「ルネ・ラリックの香水瓶 -アール・デコ、香りと装いの美-」展

渋谷区立松濤美術館
終了しました

アーティスト

ルネ・ラリック
19世紀末、ジュエリー作家として人気を博していたフランスのルネ・ラリック(1860-1945)は香水商フランソワ・コティ(1874-1934)の依頼を受け、1910年頃からガラス香水瓶の制作を始めました。繊細で美しいデザインと卓越した技術で、目に見えない「香り」の世界を幻想的に表現したラリックの香水瓶は瞬く間にブームとなり、フランスの香水業界に大きな影響を与えました。
時を同じくして、服飾デザイナー、ポール・ポワレ(1879-1944)による、コルセットを使わないドレスに代表されるように、女性のファッションにも革新的な動きがみられます。美術、建築、装飾、ファッションなど様々な分野に広がったこの動きはのちにアール・デコと呼ばれ、新時代の幕開けの象徴となりました。
本展では、世界屈指のアール・ヌーヴォー、アール・デコのガラス・コレクションを誇る長野県諏訪市の北澤美術館の所蔵品から、ルネ・ラリックによるガラスの香水瓶やパフューム・ランプ、化粧品容器、アクセサリーなどを選りすぐり、約140点を展示いたします。また、神戸ファッション美術館の協力のもと、アール・デコの装いを代表するドレスやファッション・プレート、同時代に撮影された写真など約15点もあわせてご紹介いたします。

[関連イベント]
1. 特別講座「香水瓶の歴史-古代からファッションデザイナーの時代まで」
日時: 12月23日(土・祝) 14:00~
講師: 高波眞知子(当館副館長)
※要入館料、定員80名、事前予約の必要はありません。直接、地下2階ホールへお越しください。

2. 特別講演会「ルネ・ラリック、香りの世界」
日時: 1月7日(日) 14:00~
講師: 池田まゆみ(本展監修者、北澤美術館主席学芸員)
※要入館料、定員80名、事前予約の必要はありません。直接、地下2階ホールへお越しください。

3. ヴァイオリンとヴィオラ、箏のコンサート
日時: 1月8日(月・祝) 14:00~
出演者: 升谷直嗣(ヴァイオリン・ヴィオラ)、野口悦子氏(箏)
※参加費無料(要入館料)、定員80名(応募者多数の場合は抽選)、要事前申込

4. 美術館で香り体験

・調香師による香水講座「香水瓶の中の世界」
日時: 1月13日(土) 14:00~
講師: 岡島佐知子(調香師)
※要入館料、定員30名(応募者多数の場合は抽選)、所要時間1時間半程度、要事前申込

・香りのコーナー
日時: 会期中
会場: 1F ロビー

5. 当館学芸員によるギャラリートーク
日時: 12月15日(金)、1月14日(日)、1月20日(土) 各回14:00~
※要入館料、事前予約の必要はありません。

6. 館内建築ツアー
日時: 12月15日(金)、22日(金)、1月5日(金)、12日(金)、19日(金)、26日(金) 各日18:00~18:30
※要入館料、各回定員20名、事前予約の必要はありません。

※イベントの詳細・申し込み方法は公式ホームページをご確認下さい。

スケジュール

2017年12月12日(火)〜2018年1月28日(日)

開館情報

時間
10:0018:00
(公募展・サロン展は9:00〜17:00 ※最終日は公募展会場のみ16:00閉館)
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
祝日は開館し翌日休館(翌日が土曜日・日曜日・祝日の場合は開館)
展示替期間・年末年始休館
備考
2017年12月29日(金)~2018年1月3日(水)は休館
入場料一般 500円、大学生 400円、高校生・60歳以上 250円、小学生・中学生 100円、障害者手帳提示とその介護者1名 無料
展覧会URLhttp://www.shoto-museum.jp/exhibitions/176lalique/
会場渋谷区立松濤美術館
http://www.shoto-museum.jp/
住所〒150-0046 東京都渋谷区松濤2-14-14
アクセス京王井の頭線神泉駅西口より徒歩5分、JR渋谷駅ハチ公口より徒歩15分
電話番号03-3465-9421
関連画像

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