[画像: 左:西川美穂 “ horse doll “ キャンバスに油彩 Φ50cm 2021(部分) 右:山下和子 “ フランスのオンドリ “ 紙にアクリル 14×18cm 2022(部分)]

西川美穂 + 山下和子 「Signs of memory」

s+arts
終了しました

アーティスト

西川美穂、山下和子
s+arts(スプラスアーツ)より、西川美穂と山下和子によるグループ展「Signs of memory」の開催をご案内申し上げます。展覧会タイトルにもあるように、両者の描く作品には、“記憶の気配”といった言葉が似合うように見受けられます。お互いの表現するモチーフは異なりますが、目の前に描かれているものの背景にあるストーリーを、作品全体の気配を持って表現しようとしています。それぞれの作家の記憶を通じて描かれる作品は、鑑賞者自身の記憶も加わることにより、更に想像を掻き立てることでしょう。

西川美穂は、「見えるモノとみえないモノ」をコンセプトに、主に布を被った人やモノ、キャラクターなどをモチーフに油彩や水彩で制作をしている作家です。お笑いタレント又吉直樹氏が執筆された芥川賞受賞作品「火花」の装丁画に自身の作品「イマスカ」が採用されたことで、彼女の作品を目にしたことのある人も多いでしょう。「絵を見ている人の記憶を呼び起こし想像し"みる"という行為をすることで、今見えているモノとは違う、見えていなかった何かに変容するモノが垣間見られる絵を描いています」と語る彼女が今回発表するのは、身近な人の「大切なもの」。大切なものの記憶であっても日々薄れていってしまう感覚を表現しているという今回の作品群は、これまで描いてきた布を被るという点から発展し、記憶の薄れというヴェールを纏ったモチーフが、どことなく儚く曖昧なニュアンスで描かれています。

山下和子は、自身の感覚や直感を信じることに重きを置ながら、様々な技法を組み合わせることで、変わった表現が出現しないかと探り当てることを楽しむようにして制作している作家です。絵具が引き起こす奇跡的な動きと輝きを捉えながら、ポジティブなパワーをもつ表現を生み出しています。本展では、テクスチャーや素材の物質感を楽しめるような作品群を発表いたします。これまでに関わりのあった土地の風景(ドイツ、トルコ、メキシコなど)を舞台に、最近特に山下が興味のあるという木々の様子に動物達が加わり、独特の雰囲気を醸し出しています。様々な色彩のモチーフを含みながらもどこか霧の向こう側を見ているような感覚を受けるのは、目の前に描かれている景色の背景に起こっている物語の気配を示唆しているからかもしれません。

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スケジュール

2022年2月18日(金)~2022年2月27日(日)

会場の開館情報

12:0019:00
最終日は17:00まで、会期中無休、不定休
入場料無料
展覧会URLhttps://www.splusarts.com/signs-of-memory
会場s+arts
https://www.splusarts.com/
住所〒106-0032 東京都港区六本木7-6-5 六本木栄ビル 3F
アクセス都営大江戸線六本木駅7番出口より徒歩3分、東京メトロ日比谷線六本木駅4a出口より徒歩5分、東京メトロ千代田線乃木坂駅3番出口より徒歩6分
電話番号03-3403-0103

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