滋賀県近江八幡市・東近江市を舞台に、国際芸術祭『BIWAKOビエンナーレ2012』が9月15日から開催されている。
本芸術祭は国内外の若手を中心とするアーティスト70組が招かれ、修繕された日本家屋を会場に作品展示を行っている。
5回目を迎える今回のテーマは「御伽草子〜 Fairy Tale」。町の風景を御伽草子の世界に変身させる映像マッピングや、古楽器とパイプオルガンによるコンサートなどテーマを表現するイベントが目白押しだ。
その他にも地元和太鼓演奏などのコンサート、高野山僧侶によるダンスパフォーマンス、クラフトマーケットなども開催され、滋賀県独自の風土を広める内容も盛り込まれている。
八幡山頂上の展望台や立派な近江商人屋敷なども会場として使用。作品やイベントはもちろん、建造物も見応え十分だ。
本芸術祭は11月4日まで。幻想的な町の雰囲気とアート作品を味わいに、週末訪れてみてはいかがだろうか。
■開催概要
BIWAKOビエンナーレ2012
主催:特定非営利活動法人 エナジーフィールド
会期:2012年9月15日(土) 〜 11月4日(日)
会場:滋賀県 近江八幡市 東近江市
入場券(会期中各会場1回ずつ入場可能):一般 2000円、学生 1500円。中学生以下 無料
フリーパス(会期中、各会場何度でも入場可能):一般 5000円、学生 4000円
執筆:岡徳之(tadashiku)