公開日:2013年3月13日

「六本木アートナイト2013」プログラム詳細が発表

【Art Beat News】村上隆&くらげ坊 飛び入り参加も!?

3月23日・24日に開催される「六本木アートナイト2013」のプログラム詳細が発表された。

「六本木アートナイト」ウェブサイト

六本木ヒルズアリーナでオープニングを飾るのは、Open Reel Ensembleとoff-Nibrolによる『【《船頭丸》パフォーマンス】オープニングアクト「出港」』。音楽と言葉とダンスと映像のパフォーマンスで、一夜中六本木を回遊する《船頭丸》の出港を観客とともに祝う。

今年の目玉となる『TRIP→プロジェクト』では、アーティスティックディレクターを務める日比野克彦氏による“灯台”モニュメントが六本木ヒルズアリーナに登場。岩手県陸前高田の街で、東日本大震災の津波による被害を受けた塩害杉を、日比野氏自ら伐採し作った炭が、灯台のともし火となる。

気鋭の作家が手がける個性豊かな全長約7mの“アートブネ”を六本木の街なかに10隻展開する『アートブネプロジェクト』では、フィリピン在住のMark Salvatus氏が一晩かけて来場者と共につくりあげるフネで、現代美術家 宇治野宗輝氏と大編成ジャズ楽団 渋さ知らズオーケストラによるスペクタクルなパフォーマンスを披露する。この他にも、画家・淺井裕介の巨大キャンバスとなるフネなどが登場。

六本木の様々なお店を舞台にアーティストと各界の気鋭のプロフェッショナルが対談する『六本木夜楽会(ろくほんもくよらくえ)』には、「現代美術家 会田誠×作家 大宮エリー」「チームラボ 猪子寿之×メディアアーティスト 八谷和彦」など、注目の回が多数。

この他にも、今年は、クリーニング屋や神社にまでアートが飛び出す《アートポート六本木》や、中学校の校庭を舞台に開催するアートとスポーツを融合させた《ヒビノカップ in 六本木》、また65年の歴史を持ち六本木に地を構える「水産経済新聞社」とコラボレーションするプロジェクトなど、六本木という街全体を巻き込むプログラムも行われるという。

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さらに23日、村上隆初監督作品『めめめのくらげ』の飛び入り参加もあるかもしれないとのこと。

それぞれのイベントの詳細は、「六本木アートナイト2013」公式ウェブサイトで。

■関連リンク
「六本木アートナイト2013」公式ウェブサイト

執筆:岡徳之(tadashiku

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