中川ケミカルのショールーム「CSデザインセンター」が主催する、装飾用シートを使用した作品のデザインコンペティション「第18回CSデザイン賞」の受賞作品が発表された。
中川ケミカルは、1960年代に「カッティングシート®」という名称を作り、この装飾用シートを広く紹介してきた。応募総数249点の中から選ばれた「一般部門」のグランプリは「市原湖畔美術館サイン計画」。準グランプリには「projects of altering letters」「企画展『田中一光とデザインの前後左右』His Colors」「LOUNGE by Francfranc」の3作品が選ばれた。
また、「学生部門」の金賞は武蔵野美術大学 三田地剛志さんの「ISHIKI / MUISHIKI」。銀賞には、大阪モード学園 郭進暘さんの「3D arrow」、首都大学東京 金子華絵さんの「おうち五輪」の2作品。銅賞には、京都工芸繊維大学 工藤沙希さん・尾崎由紀さんの「MEMORI」、岡山県立大学 野谷江美さんの「YUWAI」、京都精華大学 丸山純平さんの「Before a start」の3作品が選ばれた。
10月17日に六本木にある国際文化会館で贈賞式が行われ、また10月上旬より東日本橋にある中川ケミカルのCSデザインセンターにて受賞作品の展示会「第18回 CSデザイン賞展」が開催される。また現在CSデザイン賞の公式ホームページにて受賞作品が公開されている。
執筆:岡徳之(Noriyuki Oka Tokyo)