次回で12回目を迎える日本最大級の国際的なアート見本市「アートフェア東京2017」が、2017年3月16日(木)~19日(日)に東京国際フォーラムにて開催されることとなった。テーマは「Art is alive ~アートに近づく、アートが近づく~」。多くの人がアートに近づく瞬間を実感できることを目指す。
主催である一般社団法人アート東京はこのテーマ設定の背景について、「アートはいろいろな形で社会に多くのイノベーションを起こし、さまざまな産業に影響を与え続けてきている。昨今はテクノロジーの進化やメディアの多様化により、分野を超えて人びとの身近なあらゆる領域に近づいて来ている」と紹介。
本見本市を通じて、「アートは今や、時代や場所、言語を超えて誰もがアクセスできるコミュニケーションツールとなっている。アートを鑑賞する。アートについて対話する。アートと共に暮らす。アートは生活の延長線上にあり、私たちの能動的な行動によりその意義を深めるのではないか」という問題提起を行う。
アートフェア東京は、毎年春に東京で開催されている国内最大級の国際的なアート見本市。国内外の150を越えるギャラリーが出展し、古美術・工芸から、日本画・近代美術・現代アートまで、幅広いジャンルの作品が展示・販売される。
会期中は、歴史に紐づいた日本のアートを発信するだけでなく、東京のアートシーンやマーケットの“今” を伝える企画展示や、関連するシンポジウムやパーティーを会場内だけでなく都内各所で開催する。
国際的で多様なアートマーケットのプラットフォームであるアートフェア東京は、アートファンやアート関係者のみならず、各国大使、行政関係者、経済界の主要な人びとの情報交換・社交の場として、多くの来場者が訪れる。
■開催概要
名称:アートフェア東京2017(英語表記:ART FAIR TOKYO 2017)
主催:一般社団法人アート東京/テレビ東京/BSジャパン
企画内容:国内外コマーシャルギャラリーによる美術品の展示及び販売
開催日程:2017年3月16日(木)~3月19日(日)の4日間
ファーストチョイス(特別内覧会) 3月16日(木)16:00~21:00
オープニングプレビュー 3月16日(木)18:00~21:00
プレスプレビュー 3月16日(木)16:00~21:00
特別先行入場 3月17日(金)11:00~13:00
一般会期 3月17日(金)13:00~20:00
3月18日(土)11:00~20:00
3月19日(日)10:30~17:00
会場:東京国際フォーラム・ホールE及びロビーギャラリー(予定)
入場料:前売り券/1DAYパスポート 2,300円(税込)
当日券/1DAYパスポート 2,800円(税込)
公式ウェブサイト:http://artfairtokyo.com
執筆:中井千尋、編集:岡徳之(Livit)