公開日:2018年1月31日

森ビルとチームラボがデジタルアートミュージアムを2018年夏開業

名称は「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: teamLab Borderless」、場所はお台場パレットタウン

2018年夏、お台場パレットタウンにデジタルアートミュージアム「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: teamLab Borderless」が誕生する。

六本木ヒルズなどを運営する森ビルと、「ウルトラテクノロジスト集団」として知られるチームラボが共同で開業・運営するこのミュージアムは、施設面積10,000平方メートルと大規模で、多様な空間構成が特徴。チームラボにとっては東京初の常設展示であり、フラッグシップ施設となる。

名称に採用された「Borderless」という言葉には、「作品と作品」、「作品と鑑賞者」、「自己と他者」の境界をなくし、鑑賞者も作品の一部となって溶け込んでいく、という想いが込められている。本施設を通じて、既存の価値観や社会的枠組みを考え直すきっかけを提供したい考えだ。

森ビルは、世界の人びとを惹きつける磁力を持つ都市を実現するためには「文化・芸術」が不可欠であると考え、都市の中に文化施設を組み込み、さまざまな文化・交流活動を促進してきた。またチームラボは、テクノロジーとクリエイティブの境界が曖昧になりつつある現代において、「実験と革新」をテーマにデジタルアート作品を提供してきた。そんな森ビルとチームラボがタッグを組み、世界に類を見ない新たなデスティネーションを創出し、2020年そしてその先に向けて、国際都市・東京の磁力向上に貢献することを目指す。

■施設概要
名称:MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: teamLab Borderless
所在地:東京都江東区青海1-3-8 お台場パレットタウン
延床面積:約10,000平方メートル
開業時期:2018年夏(予定)
ウェブサイト:https://borderless.teamlab.art/jp/
※営業時間、チケット販売開始時期、入館料金等については未定

執筆:中井千尋
編集:岡徳之(Livit)

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