ニューヨーク・マンハッタン発の高級皮革ブランド・COACHと、日本の若手アーティストのコラボレーションが発表された。
COACHはニューヨークを皮切りに世界各国でアーティストとのコラボレーションを2月からスタートさせたが、日本でも3月からシグネチャー・アートコラボレーションとして実施することが決定した。
日本からは、ユニークで目を引く作風を持つ8名のアーティストが参加している。影山紗和子、冠木佐和子、Colliu、chocomoo、とんだ林蘭、花井祐介、丸井”motty” 元子、そしてLy。
この春、COACHのクリエイティブ・ディレクター、スチュアート・ヴィヴァースはCOACHのアイコニックな「C」のパターンをモダンにリミックスし、生まれ変わらせた。80年代にニューヨークを拠点に活躍したポップアーティストのキース・へリングのアートワークがコーチ・シグネチャーをキャンバスに躍動している。
そんなキース・へリングのストリートアートと、永遠のアイコンであるシグネチャーパターンからインスパイアを受け、様々なアーティストによるコラボレーションが実現した。COACHのシグネチャーパターンをアーティストが自由に使用し、それぞれに作品を作り上げるプロジェクトだ。
モデルとしても活動するアーティストのColliuは、アイデンティティの重要な一部である自分自身の顔を、COACHと言えば、のバッグを想起させる頭部にした変わった生き物にしたと語る。
グレーのミューラルペインティングで人気のLyは、無限に続くシグネチャーパターンのようにCoachのショップだけが並ぶストリートを描いた。そのストリートをモンスター「LUV」が彷徨っている。
第15回グラフィック「1_WALL」で大賞を受賞した影山紗和子は、おしゃれするワクワクをコンセプトに、シグネチャーパターンの美しい曲線と合うような気持ち良いグラフィックを目指したという。
また、コラボレーションの一環として、ライブアートペインティングをCOACH表参道、COACH銀座の2つの旗艦店にて開催。参加アーティストの作品は中目黒の蔦屋書店にて3月22日から4月4日まで展示される。期間中には一部の蔦屋書店にてアーティストによる作品のステッカーも配布を予定している(配布先 蔦屋書店:中目黒、代官山、大阪梅田、京都岡崎、福岡六本松)。
■概要
アートワークの屋外掲出
3月18日(日) 〜 3月31日(土)
青山ストリートウォール(南青山3丁目交差点キラー通り)
Colliu ライブペインティング
3月21日(水) 13:00〜
COACH 表参道店
住所 〒107-0061 東京都港区北青山3-6-1 oak omotesando
Chocomooo ライブペインティング
3月21日(水) 13:00〜
COACH 銀座店
住所 〒104-0061 東京都中央区銀座5-4-3
参加アーティストたちの作品を展示
3月22日(木) 〜 4月4日(水) 中目黒 蔦屋書店 Share Lounge
Text:編集部