ダムタイプ、幻の新作パフォーマンスを無料配信へ:12月25日より3日間限定

ダムタイプの新作の新作パフォーマンス作品《2020》の無料配信が決定

In Art Beat News by Art Beat News 2020-12-22

2019〜20年にかけ東京都現代美術館で行われた個展「ダムタイプ|アクション+リフレクション」が大きな話題を呼んだことも記憶に新しい、メディアアーティストグループ「ダムタイプ」。

このたび、18年ぶりのダムタイプの新作として、国内外から高い関心と注目を集めたパフォーマンス作品《2020》の無料配信が決定した。期間は2020年12月25日10:00〜27日23:59(日本時間)の3日間。

本作は国際的な文化・芸術の祭典「KYOTOSTEAM―世界文化交流祭―2020」のプログラムのひとつとして、今年3月に上演予定だったパフォーマンス作品《2020》だが、新型コロナウイルス感染症感染拡大防止のため中止。その幻のパフォーマンスを、無観客で収録、編集したものを無料で配信する。

配信場所は、ロームシアター京都の公式YouTubeチャンネル

ダムタイプは1984年に結成。ヴィジュアル・アート、映像、コンピューター・プログラミング、音楽、ダンスなど、様々な分野の複数のアーティストによって構成される。京都を活動の拠点とし、プロジェクト毎に参加メンバーが変化して制作される作品は、既成のジャンルにとらわれない、あらゆる表現の形態を横断するマルチメディア・アートとして国内外で発表されている。2018年にポンピドゥー・センター・メッス(フランス)で個展「DUMB TYPE: ACTIONS + REFLEXIONS」を開催、2019年には新作やアーカイブを加えてバージョンアップした展覧会が東京都現代美術館にて開催された。2022年に予定されている第9回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展の日本館出品作家にも選出されている。

先行してこの10月に行った上映会では、会場全体から音を響かせるなど、圧倒的な空間を作り上げたダムタイプ。現代の人間社会が直面する事象について、洞察と探求を繰り返した末に完成した本作は、時代の大転換期の年の瀬に、私たちに深い思考を促すだろう。配信映像にも、期待と注目が集まる。

配信にあたって、ダムタイプからは次のようなコメントが寄せられている。

「2020年3月、ダムタイプのパフォーマンス《2020》は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で上演中止となりました。久しぶりに京都で新作パフォーマンス制作の機会を得て、再びメンバーが集合し制作を開始した2018年には、このような未知のウイルスの感染が世界中に拡大するというような状況は予想していませんでしたが、約1年半にわたるクリエイション期間中には、人間社会が直面する様々な事象(グローバリゼーション、SNS、超高度情報化社会、監視社会、AI、コミュニケーション等々)について話し合い、思考を巡らし、それらを捉えようとする視点を持った作品へと成長していきました。この新種のウイルスは我々人間にどのような変化をもたらすのでしょうか。経済的にグローバル化され国家と国家が競争する世界ではなく、すべての細部が協力し合うようなシステムについて、人と人とのコミュニケーションについて、立ち止まり考える機会となり得るでしょうか。一度は上演中止となった本作品が、このたび、記録映像の配信という形で公開できますことを、ロームシアター京都ならびに関係者の皆様に感謝申し上げます。」

ダムタイプ《2020》配信場所:ロームシアター京都の公式YouTubeチャンネル
配信期間:2020年12月25日10:00〜27日23:59(日本時間)

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