六本木アートナイトをオンラインで:スピンオフ・プロジェクト「RAN TV」が開催中

六本木アートナイトのスピンオフ・プロジェクト「RAN TV」が始動

In Art Beat News by Art Beat News 2021-03-02

六本木の街を舞台としたアートの祭典として、毎年恒例の人気イベントとなっている六本木アートナイト。新型コロナウイルスの影響で2020年5月に予定していた「六本木アートナイト2020」は取り止めとなったが、このたび、数ヶ月の時を経てスピンオフ・プロジェクトが行われることになった。

2009年にスタートした六本木アートナイトは、美術館をはじめとする文化施設、大型複合施設、商店街が集積する六本木の街全域で、アート展示、音楽やパフォーマンス、トークなどを多彩に展開。今回のスピンオフ・プロジェクトでは、六本木アートナイトの新コンテンツとして、自宅でも外出先でも楽しめるデジタルコンテンツ「六本木アートナイト・デジタル“RAN TV”」が始動する。

この「RAN TV」では、トークやパフォーマンス作品の配信を行うほか、今回、初の実施となった映像作品のみのオープンコール・プロジェクトの採択作品などを配信。たとえば、3月18日には「六本木アートナイトの未来像を考える【国内編】都市型国際芸術祭のコロナ禍でのチャレンジとは?」をテーマとした、片岡真実(森美術館 館長)帆足亜紀(横浜トリエンナーレ組織委員会事務局次長、プロジェクト・マネージャー)、遠山昇司(「さいたま国際芸術祭 2020」ディレクター)、中村政人(「東京ビエンナーレ 2020/2021」総合ディレクター)
のトーク。

これまでのアートナイトのアーカイヴ映像としては、2016年に巨大な光る馬が繰り広げる幻想的なパフォーマンスが披露された、カンパニー・デ・キダム 《FierS a Cheval〜誇り高き馬〜》、スペイン・バスク地方を本拠地とするユニークな音楽グループ「オレカTX」の《巨人のオモチャの音楽会》も公開される。ユニークな試みとしては、国立新美術館正面入口前で特別公開されている吉岡徳仁《ガラスの茶室 − 光庵》 がコバルトブルーにライトアップされる光景を吉岡徳仁のインタビューとともに配信されるというプログラムなどがある。

国内外から約200作品の応募があり30作品が採択されたオープンコール・プロジェクト作品では、落合陽一×日本フィルハーモニー交響楽団プロジェクトがオンラインにしかできない新しい鑑賞体験を目指した「双生する音楽会」をはじめ、コメカミワークス、まちだりな、losles、asamicro、吉﨑裕哉、平本瑞季、小池博史、すみふで、渡邉高章、岡田希淳、村口知巳、アガイガウガ、曽根知、マッテオ・メッシーナ、ニーナ・E.シェーネフェルトらが顔を揃える。その内容は、ダンス、現実とバーチャルの体験的違い、ゲームの世界、内宇宙など多種多様。お気に入りの作品を見つけてほしい。

次回のアートナイトを楽しみに、「RAN TV」を通して街へ出かける準備体操を。

六本木アートナイト・デジタル“RAN TV”

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