踊るサテュロス

東京国立博物館

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1998年、イタリア南部シチリア島沖、水深480mの海底から一体のブロンズ像が引き揚げられました。両手、右足そして尻尾を失ったこの像は、酒に酔い有頂天に舞い踊るサテュロスを表現したものでした。ローマの中央修復研究所による4年にわたる修復を経て、二千余年の永い眠りから目覚めた『踊るサテュロス』。サテュロスは、ギリシャ・ローマ神話に登場する「森の精」で、葡萄酒と享楽の神デュオニソス(バッカス)の従者とされています。波打つ頭髪、首を傾げ高みを見上げる表情そしてひねりを加えた若々しい姿態。まさに跳躍しようとするサテュロスの一瞬を見事に捉えたこの像は、現在、ギリシャ古典彫刻の大傑作としてイタリアの宝とも称されています。
 今回、奇跡的に発見されたこの像を、2005年「愛・地球博」(愛知万博)のイタリア・パピリオンでの出展に先立ち、当館で特別展示することになりました。この門外不出の第一級美術品がイタリア国外に持ち出されるのは今回が初めてです。どうぞこの絶好の機会をお見逃しなく。

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2005年02月19日 ~ 2005年03月13日

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