砂漠の王国　ヨルダン展知られざるアラブ世界　8000年の文化遺産

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国土の80％以上が砂漠で、塩分が非常に濃いことでよく知られている死海がある中東の国、ヨルダン・ハシェミット王国。紀元前８千年頃にはヨルダン渓谷で人類最古の農業が営まれ、重要な交易路としてさまざまな文化が往来したこの土地には、数多くの遺跡が残されています。そして、ペトラ遺跡に代表されるナバテア王国のようなヨルダン固有の文化と周辺諸国の文化、遊牧と定住農耕の生活、それぞれを細やかに折り交ぜつつ、穏やかな風土を築いてきました。
日本とヨルダン・ハシェミット王国の国交樹立50周年を記念する本展覧会では、日本初公開となるアイン・ガザル出土の世界最古の人形を筆頭に、40〜50万年前まで遡る旧石器時代から、７世紀頃のウマイヤ朝までの発品を中心に、ヨルダンの歴史と文化を広く紹介いたします。

スケジュール

2004年9月18日(土)〜2004年11月7日(日)