オラファー エリアソン 「影の光」
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原美術館にて
メディア: デッサン ・ インスタレーション
本展は、オラファー エリアソンの、日本の美術館における初個展となります。光や色、空間を操り、われわれを独自の世界に誘う作品群の中から、初期代表作「Beauty」(1993年)、最近作インスタレーションに加え、2006年春(会期終了後)、原美術館屋上に設置、公開予定である、パーマネントインスタレーションのドローイングやスケールモデルもあわせて紹介いたします(予定)。
エリアソンの作品は、鑑賞者が知覚し経験することで成立する、という要素が特に強いといえます。その解釈は、鑑賞者の背景にある文化、歴史によって、さらにはその時々の心理的状況にも左右されるでしょう。彼の作品と対峙することにより、われわれは自己の意識と向き合うことになります。彼の作品は、私たちが自身の感性を研ぎ澄ますための装置の役割をはたします。オラファー エリアソンの作品において特筆すべきは、技術にとどまらない表現力といえます。崇高さすら感じさせる作家の作品世界を堪能していただきたいと、願います。
[写真: Beauty (1993) by Poul Pedersen]
スケジュール
2005年11月17日 ~ 2006年03月05日
アーティスト
MyTAB コミュニティー
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コメント
数年前、アートの視点から見た21世紀の変容についてインタビューを受けたエリアソンは、人々の知覚、中でも時間軸に対する感覚の移行をアートが加速させてゆくだろうと予期した上で、時間の経過、あるいはその持続こそが、真の意味での記憶や意識をつくり、本質的な解放となりうるのだと答えた。
部屋の前面に広がるオレンジの柔らかな皮膜と、かすかに空間を意識させる空気の流れ。気がつけば私たちは部屋の片隅に座り込み、重ねられたオレンジの心象風景の中に手を伸ばそうとしている。



