樋口佳絵 「24℃」

西村画廊

poster for 樋口佳絵 「24℃」

このイベントは終了しました。

樋口佳絵は1975年仙台に生まれ、1997年に東北生活文化大学を卒業しました。学生時代は主に版画作品を中心に制作してきましたが、卒業後活動を続ける中でテンペラの白さや質感に惹かれて独学で学び、テンペラと油彩の混合技法という現在のスタイルを確立していきます。
樋口の作品に多く描かれる、小さな目とぽっかりと穴を空けたような口をもつ少年・少女たちは、心地よい光と甘美さを感じさせるテンペラ特有の色彩の中で、物思いに耽っているように見えます。樋口はこうしたモチーフを通じて、ある時ふと思い出した記憶の中のひととき、またはその空気感など、儚く壊れやすいものやとらえどころのない気持ちを見事に描きだします。
この度の個展では、樋口独自のテンペラと油彩の混合技法による絵画作品を10数点展示致します。「薄ぼんやりと頭の上の方を覆っている」と樋口が述べる気持ちと丁寧に向かい合い、独特の世界観で表現した作品には、私的な思い出にとどまらず、誰もが共有出来る心象風景が描き出されます。プールにつかる水泳帽の少年たちがプールサイドの蟻に気をとられる、そんな何気ない一瞬を白く霞んだ優しい色彩の奥に描き込んだ「24℃」など、どこか懐かしくて心温まる作品にどうぞご期待下さい。

メディア

スケジュール

2005年06月21日 ~ 2005年07月06日

アーティスト

樋口佳絵

Facebook

Reviews

All content on this site is © their respective owner(s).
Tokyo Art Beat (2004 - 2017) - About - Contact - Privacy - Terms of Use