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茶の湯 名碗 -新たなる江戸の美意識

五島美術館
終了しました
平成14年(2002)に開催した「特別展 茶の湯 名碗 ―茶碗に花開く桃山時代の美―」に続く第2回「名碗」展として、今回は江戸時代前期にもてはやされた茶の湯の名碗約80点を展示(期間中一部展示替あり)。
江戸時代になると、高麗茶碗や唐物茶碗などはそれまでの見立てによる使用から、茶碗の種別を明確にした注文生産品を使用するようになる。和物茶碗を見ると、京都で楽代々が侘び茶の茶碗を継承する一方、光悦が個性豊かな造形の美を創出したり、いわゆる京焼に華麗な色絵が生まれ、仁清が現れた。また、京都以外でも朝鮮半島の技術をもとに開窯した萩・唐津・高取・薩摩が新たな茶碗を作り出し、全国各地で茶碗が製作されるようになる。桃山と江戸の文化が交差する慶長・元和にかけて用いられたり製作された名碗、寛永に入り江戸時代の新しい茶の湯の展開の中で用いられた名碗の数々、さらに同時代に作られながらその後の美意識によって見出された名碗も展示する。

スケジュール

2005年5月14日(土)〜2005年6月19日(日)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
展示替期間・夏期整備期間・年末年始休館
入場料一般1000円、小・中・高・大学生700円
展覧会URLhttp://www.gotoh-museum.or.jp/tenrankai/tenrankai1.html
会場五島美術館
http://www.gotoh-museum.or.jp/
住所〒158-8510 東京都世田谷区上野毛3-9-25
アクセス東急大井町線上野毛駅北口より徒歩5分
電話番号03-5777-8600
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