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堂本尚郎展 絵画探求60年の足跡とその未来 1945-2005

世田谷美術館
終了しました

アーティスト

堂本尚郎
堂本尚郎は、伯父の日本画家・堂本印象をはじめ、多くの芸術家を輩出した名門一族のもと、1928年京都に生まれ、弱冠23歳で日展特選を受賞するなど、日本画壇で華々しいデビューを飾りました。しかし1952年、印象に随行してヨーロッパを周遊したことをきっかけにフランス留学を決意し、1955年、単身パリへ渡った時点では、日本画を離れて油彩画へと転じました。当時のパリでは、アンフォルメルという抽象絵画の一大潮流が旋風を巻き起こしており、堂本もその渦中に身を投じ、瞬く間にその中心人物となって注目を集めることになりました。その後、この潮流からは距離を取り、パリやニューヨークを拠点に次々とその画風を進化させながら、独自の絵画を展開して、数々の国際展でも高い評価を得るようになりました。しかし1967年、帰国して東京・世田谷にアトリエを構え、ひとりの日本人画家としてさらに新たな画境を切り拓いてゆく道を選び、以後、精力的に制作活動に勤しんで今日に至っています。
本展では、これまであまり展覧されることのなかった初期の日本画から初公開の最新作まで、全国各地からご出品いただいた代表作多数を含むおよそ100点の油彩画およびドローイングを展覧いたします。本展が、日本の戦後美術をつねに最先端にあって牽引してきた堂本尚郎の画業の全貌を見渡し、かつ絵画の未来を皆様とともに考える好機になればと願っています。

スケジュール

2005年12月17日(土)〜2006年2月12日(日)

開館情報

時間
10:0018:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
入場料一般 800円、大・高生 600円、中・小生・65歳以上 400円
会場世田谷美術館
http://www.setagayaartmuseum.or.jp/
住所〒157-0075 東京都世田谷区砧公園1-2
アクセス東急田園都市線用賀駅北口より東急バス「美術館」下車徒歩3分、東横東横線・東急目黒線田園調布駅東口より東急バス「美術館入口」下車徒歩5分、小田急小田原線千歳船橋駅南口より東急バス32分「美術館入口」下車徒歩5分、東急田園都市線用賀駅南口より徒歩17分
電話番号03-3415-6011
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