茨城県近代美術館アーティスト
浅井忠、青木繁、萬鉄五郎、中村彝、長谷川利行、安井曽太郎、児島善三郎、梅原龍三郎、木村荘八、村山槐多、前田寛治、鳥海青児、靉光、野田英夫、林武、松本竣介、麻生三郎、恩地孝四郎、谷中安規、藤牧義夫、長谷川潾二郎
戦後日本の画壇で独自の活動をした現代画廊の経営者洲之内徹の収集したコレクションによる展覧会を開催いたします。洲之内は美術雑誌『芸術新潮』に連載したエッセイ「気まぐれ美術館」で大変人気を博し、彼のエッセイは6冊の単行書として出版されております。これらのエッセイは、彼が集めた作品に対する思い出が一つ一つ語られ、その作品とそれを取り巻く作家、評論家、収集家、画商等の有機的な活動が生き生きとしるされております。それは戦後画壇の内側をみごとに示すとともに、日本の近代美術がどのように形成されていったかといったところまで浮き上がらせているものです。しかしながらもちろん、彼の集めたコレクションは統一された美術史的視点から集められたものではなく、彼の様々な強い思いに促されて収集されており、まさに「気まぐれ美術館」の名にふさわしいものでありました。洲之内の死後、幸いそのコレクションはまとまって宮城県美術館に納められ、いまでもこの美術コレクションは多くの人々を魅了してやみません。今回宮城県美術館のご協力により、同コレクションのすべて、油彩画87点、水彩・素描44点、版画13点、その他2点の全146点を拝借し、洲之内コレクションの魅力に迫ります。
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