chompchomp mcgillicutty はニューヨーク出身。その後 L.A. のアーバン・アンダーグラウンドのアートシーンでアート活動を開始。家系は『イタリア人25 % 、目に見えない50 % 、アイスクリーム25 % 』だそうだ。思想を意識から切り離し、潜在意識下のイメージをダイレクトに画面に表現するシュルレアリズム的手法を用いて芸術性を発展させてきた。そして「過去と未来」「生と死」「現実と想像」その全てが共存する世界の展開へと徐々に進化した。父親が終わりなく働き続ける間、遊ぶ物が「棒切れと石」以外何もない森の中に放置されるという過剰な想像。歪曲、混乱した精神は、カトリック学校で育ちながらも無神論者であったということで生まれた副産物であろう。最新のシリーズ作品『 The OK show 』はクローンのバニーガールと異次元からやって来た邪悪な独裁者に口を縫い付けられてしまったワオキツネザルのぬいぐるみの人生を描写したものだ。東京の阿佐ヶ谷に住む現在、ミックスメディアのグラフィック小説を制作中である。目標は『魔法っぽく目覚まし時計が永遠に去ってしまうような絵をいつの日か描くこと』だそうだ。