Olafur Eliasson "Your Constants are Changing"

ギャラリー小柳

poster for Olafur Eliasson "Your Constants are Changing"

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オラファー・エリアソンは、1967年デンマーク生まれのアイスランド人で、現在はベルリンで制作活動をしています。1993年に発表した、人工的に発生させた霧を用いて虹を出現させたインスタレーション「Beauty」で高く評価され、以来常に国際的に注目を浴びながら、近年ますます精力的に発表を続けています。日本では、展覧会期を延長するまで大好評を博した、今春の原美術館での個展「影の光」も記憶に新しいことでしょう。
エリアソンは、ごくシンプルな装置で人工的に自然現象を出現させ、ドラマティックなほどに空間を変容させるインスタレーションで知られています。エリアソンがモチーフとしている自然現象は、文化背景や世代を問わず共通して経験しており、かつその経験に基づいて人それぞれオリジナルな認識を持っているものです。エリアソンは過去のインタビューで「見る人が人工的に操作された視覚に気づいて、自分たちが見ているものが真実かどうか懐疑的になってほしい」と語っています。「結局、不変なものなどないのだ」というエリアソンのメッセージをこめた本展で、あなたは、光や色といった不定形のものを体感しながら、やがて個人的経験に基づいた意識の再考へと促されることでしょう。
本展では、日光を利用したカレイドスコープ型のインスタレーションや、ランプ型のインスタレーション、写真作品、現在進行中のプロジェクトのサンプルなど、日本では初公開となる近新作8点を出品いたします。この機会にぜひご来廊下さい。
[Olafur Eliasson "Kaleidoscope with camera obscura", 2006]

メディア

スケジュール

2006年05月31日 ~ 2006年07月08日

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Reviews

sato: (2006-06-12 at 15:06)

物質が空間を変える。そんな印象。

エリアソンは、「懐疑的になってほしいと」鑑賞者に対して言う。彼の思惑は少なくとも体現されているように見えます。美しい光に包まれているかのように見える空間に立つ鑑賞者たち。光を発する、あまりに人の手が介入されている装置、それを横にして、一体どれだけの人がその光景を疑心なく美しいと思えるだろうか。

作者は、決して私たちを幻の中に誘致していない。自然とは違う作法でbeautyが生まれ得ることを示す。それは、ごくごく単純な発想のようでいて、さまざまな側面をうかがえ知る。流行を追う女子高生の感覚、研究バカの大学院生のような感覚、発明家のような何かを生み出そうとする執着心・・。こうして、展示空間を訪れた数日後になって展示空間から一定ではないイメージを膨らませる事の出来る体験は以外にも少ないものかもしれない。多くの作品は作家性を物語っているから。今回初めて私が見たエリアソンの展示は、あまりに物体の存在が大きかったのだ。
だから、女子高生のようにはしゃぎはしないし、うっとりすることもない、研究バカみたいに

sato: (2006-06-12 at 16:06)

集中しすぎることがなく、発明家みたいに奇想天外な発見を見出すこともない。

その何者だかわからない感覚の中で、見ている派生物
がなんなのか、本当に美しいものか、自分は何に対して美しいと思っているのか、不確かな分、考えさせられる何か、覚醒させられる何か、をもしかしたら与えてもらっているかもしれない。

何度足を運んでも良さそうな作品だと思います。チャンスがあったらもう一度訪れて、自分の感覚を確かめてみたいです。

inostill: (2006-07-03 at 01:07)

seberg: (2006-07-08 at 06:07)

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