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「空間に生きる-日本のパブリックアート」展

世田谷美術館
終了しました
戦後、街に潤いを与えるために始められた公共空間の野外彫刻設置事業は、時代の趨勢とともに大きく変貌を遂げました。パブリックアートは彫刻を空間に単に設置することから、今日では都市の再開発事業や文化施設の快適さを高めるための手段として用いられるようになりました。パブリックアートは私たちを取り巻く環境を豊かにし、社会全体に活気をもたらす重要な役割を担うようになったのです。近年、自治体や企業などの設置者は、パブリックアートを取り入れた公共事業や自然環境の再生を行い、また、作家と市民との綿密な関係を育む参加型の制作プロセスにも注目し、パブリックアートによる地域の活性化に期待を寄せています。
今回の展示では丹下健三の「広島平和記念公園」から、ゴミ処理場を再生したイサム・ノグチの「モエレ沼公園」、地滑り対策でもあるダニ・カラヴァンの最新の「室生山上公園芸術の森」などを重点プロジェクトとして取り上げます。併せて各地で行われた参加型のユニークなプロジェクトなども紹介します。

本展は戦後のパブリックアートの主要なプロジェクトを模型、図面、写真、映像などの豊富な資料によって検証し、これからのアートとまちづくりの理想的な関係を探ろうとするものです。

スケジュール

2006年11月5日(日)〜2006年12月24日(日)

開館情報

時間
10:0018:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
入場料一般 600円、大高生 400円、中小生・65歳以上 300円
会場世田谷美術館
http://www.setagayaartmuseum.or.jp/
住所〒157-0075 東京都世田谷区砧公園1-2
アクセス東急田園都市線用賀駅北口より東急バス「美術館」下車徒歩3分、東横東横線・東急目黒線田園調布駅東口より東急バス「美術館入口」下車徒歩5分、小田急小田原線千歳船橋駅南口より東急バス32分「美術館入口」下車徒歩5分、東急田園都市線用賀駅南口より徒歩17分
電話番号03-3415-6011
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