三鷹市美術ギャラリー大岡信(おおおかまこと)(1931~) は1979年より朝日新聞に「折々のうた」を連載し、その名は詩に関わる人間のみならず一般に広く知られています。その評価は高く、読売文学賞、菊池寛賞、国際交流基金賞、詩歌文学館賞、現代詩花椿賞、朝日賞、日本芸術院賞の各賞を受賞し、2003年には文化勲章を受章しています。
大岡はまた、詩人であると同時に1950年代後半からは美術評論家としても活動していました。
大岡が活躍を始めた60年代とは文学、音楽、美術がそれぞれの狭い垣根を外して立体的に交錯した時代でした。そのような中にあって大岡は国や分野をはるかに超え出てあらゆるジャンルの芸術家と出会い、幅広く交流し、互いに触発し合い時代の空気を共有してきたのです。そして数多くの共同制作をも生みだし、大岡の手元には400点を超える作品が残されてゆきます。
本展では大岡信コレクションの中から約150点を厳選し、初めて一般に公開します。
大岡信本人と、その周囲に集まった時代を彩る国内外の芸術家たちの多彩な活動を振り返るとともに、作品にまつわる思い出や制作のエピソードもあわせて紹介します。
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