DIVVY/dual プロジェクト #1 「TYPE – TRACE」

巷房 (2)

poster for DIVVY/dual プロジェクト #1 「TYPE – TRACE」

このイベントは終了しました。

クロージング・レセプション 9月23日(土) 17:00〜
"[D i`vid´u`al / ディヴィデュアル]形容詞。他者と共同の形で分割された、共有された、参加された”
DIVVY/dual プロジェクト #1は、創造行為を行う人(アーティスト/クリエイター)、それを伝える人(キュレーター/オーガナイザー)、そしてそれを楽しむ人たち(オーディエンス)の繋がりを新しく模索するためのプラットフォームを作っていく最初の取り組みです。この#1 では、ソフトウェアの世界におけるオープンソースという発想がどのようにして現在のアートの世界とそこで活動する人々に影響を与えるかというテーマを考えていきます.
もともとオープンソースという考え方は、ソフトウェア開発の世界において生まれました。そこでは、ソフトウェアのプログラムコード(ソース)を作者が一般に公開し、不特定多数のユーザーがソースを自由に読み、改変し、共有する事を許容するという事が行われました。その背後には、そうした一定の自由度をユーザーに与えておくための法的なライセンスが機能し、ネットワークを介した情報共有を活用して共同でソフトウェアの改良に務めるコミュニティが生まれてきました。そうして今日、私たちが使うオペレーション・システム(OS)、ウェブサーバー、ブラウザーや多くのソフトウェアがオープンソースの手法によって作られてきました。
それと同じような考えを文化に適用した例が、クリエイティブ・コモンズに代表されるフリーカルチャーの運動です。これもやはり画像、映像、音楽といったコンテンツ(制作物)の著作権者があらかじめ一定の権利=自由を他のユーザーに与えておくことによって、不特定多数の他者によってリミックスされたり、共有されたりすることを許容しています。そうして、一人の作業では到達できない、より多様で高次の表現形態がネット上で生まれてきています。
DIVVY/dualプロジェクトはこうした現状を踏まえ、そして実験的な芸術とウェブ文化の両面を参照しながら、「作り手/受け手」という構図を分割して、「作り手」と「受け手」が恊働しながら表現活動を蓄積していくためのフレームワークを実験・議論・提案していきます。

第一回となる今回は、作曲家/メディア・アーティストの遠藤拓己による作品展示がフィーチャーされます。
「言葉というメディアは私たちが持つ最もベーシックなメディアであり、私たちはタイピングをして一日に何千もの言葉をメールや仕事で生成する。この作品は、時間軸上でタイピングを記録し、再生する。一字一字、タイプ音と共に再現される言葉の集積を眺めることによって、タイプした人間の気配や温もりが浮かび上がってくる。そして他者のテクストの上に、あなた自身の痕跡を残していくことによって、この織物は姿を変えていく。」
[エンジニア:松山真也]

この展示の後の2006年9月24日(日)午後14:00より、NTT ICCにおいて関連トークイベント「アートのオープンソース化は可能か?」が開催されます。

[プロジェクト主催者:Gadago NPO
[スポンサー:Mozillaは世界中に6000万人のFirefoxウェブ・ブラウザーThunderbirdメール・クライアントのユーザーを誇る,グローバルなオープン・ソースの先進的プロジェクトです。]
[協力:TIME & STYLE、東京大学]

メディア

スケジュール

2006年09月18日 ~ 2006年09月23日 17:00

アーティスト

遠藤拓己

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Reviews

Aneta Glinkowska tablog review

Day 6 DIVVY/dual Project #1 "Type-Trace"

This past Saturday, I worked five hours at the gallery Kobo&Tomo where the DIVVY/dual project was on show for the sixth and the last day.

Lena Oishi tablog review

Day 5 of DIVVY/dual Project#1 "Type-Trace"

5th day of the DIVVY/dual exhibition. To explain the Type-Trace program on display very briefly, it records what you type on the laptop - not only the words, but also how you typed, where you paused, which words you erased, and so on.

Ashley Rawlings tablog review

Day 1 of DIVVY/dual: Tibet, photography and a rude interviewer

Yesterday, I was the first of six people to take part in the "DIVVY/dual" exhibition taking place this week in Space Kobo and Tomo in Ginza.

Lena Oishi tablog review

DIVVY/dual プロジェクト#1「TYPE-TRACE」

DIVVY/dualの5日目ということで、あえて詳しい説明は省くとしよう。簡単にまとめると、このプログラムは自分がタイプする文章を記録するだけでなく、それをどのようにタイプしたのか、言葉と言葉の間にどれだけ時間を空けたのか、どの字でつまずいたかなどを視覚的に表すものである。

Junko Okada tablog review

DIVVY/dual プロジェクト #1 「TYPE – TRACE」

このType Traceは、タイピングの跡を全て記録し、タイピングにかかった時間に応じて、フォントのサイズが大きくなるというソフトウェアだ。

Makoto Hashimoto tablog review

DIVVY/dual プロジェクト #1 「TYPE – TRACE」

このテキストは、TABを運営するGadago,NPO主催の展覧会<DIVVY/dual project>の会場で展示中の「Type Trace」を使って入力したものです。

olivier: (2006-09-19 at 13:09)

A white room. A row of chairs. You sit there, facing a laptop computer and you start typing. For many, this is just like a normal day at the office, for others, it sounds like a visit at the Apple store.

Just add a projector to the mix, and it becomes interesting, even more so with the help of the type-trace software, not only showing everything you type, but applying some clever effects to the text depending on how you typed it. Do it alone and you dive into it, hypnotized by the feedback loop. Do it when the space is filled with visitors, and you can't help starting to feel very self-conscious; exhibitionist.

The computers and projected screens are close to one another, and invite participants to start chatting through their typing. This is the world of AIM and MSN, inside out. Gone is the ease and comfort of taking time to think and write: too long a pause and you're exposed, letters exploding on the screen. Gone is the private little closed world, too, as all you write will released as creative commons material.

Simple, clever and rather thought provoking. Don't just go see it, go play with it. Alone, with friends. Go.

tomomi: (2006-09-23 at 22:09)

「何これ?」から入って、「へーじゃ例えば」と考え始め、みんないつの間にか、Type-Traceの可能性を探っている。

一人で来て、黙々と色々試すお客さん。こんなことしてる人いるよ、こんなことも出来るんじゃない?、こんなことやってみようか?、と真剣に議論するお客さん。

他の人の貢献をじっくり見ながら、自分の想像を膨らませて実行にうつす - オープンソースの基盤となる「もっとこうすればいいんじゃない」というユーザの積極性が、自然と引き出されて行くのを感じる展覧会でした。

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