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「大熊喜英の建築 -和のまなざし-」展
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「大熊喜英の建築 -和のまなざし-」展
ギャルリー・タイセイ
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アーティスト
大熊喜英
大熊喜英(おおくまよしひで 1905~1984)は、私たちが懐かしく思い、親しみを感じるような、いわゆる「日本的な住宅」のひとつの型を戦後復興期に確立した建築家として重要な存在でした。
彼の住宅は、たんに日本の伝統的で洗練された木造家屋を受け継いだだけでなく、そこに庶民的で素朴な民家の味わいを加え、さらに新しい技法や材料を取り入れることで、現在の日本人が住みやすい簡素な木造住宅を提示したものでした。
喜英が手がけた住宅は「大熊スタイル」と呼ばれましたが、それは人間のための空間を追求し、住み心地を最優先した住まいでした。一見、何の変哲もない普通の住宅のように見える喜英の住宅は、いわば「普通の住宅」のプロトタイプであったと言っても過言ではないでしょう。
彼はこうした数多くの住宅設計に携わった一方で、大成建設設計部に勤務し、インハウスの建築家として集団を率いて大型のプロジェクトも手掛けていました。
今回の展覧会は、約200点のオリジナル図面、写真、模型などの豊富な資料によって構成され、主に大熊喜英の住宅作品を仔細に検討します。併せて、住宅以外の作品数点やスケッチ、手書き原稿などの資料、および同時代の建築家たちの作品や、国会議事堂の設計者であり、民家の研究者としても知られる父、喜邦にも触れることで、大熊喜英の建築史上における位置付けを確認します。また、絵画、篆刻などの作品も残した文化人としての一面も紹介するなど、充実した内容の展覧会となっております。
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スケジュール
2006年7月24日(月)〜2006年10月6日(金)
開館情報
時間
10:30 〜 18:30
休館日
月曜日、日曜日、祝日
備考
休館 7月3日~21日、8月14日~18日
入場料
無料
会場
ギャルリー・タイセイ
https://galerie-taisei.jp/
住所
神奈川県横浜市中区長者町6-96-2 横浜第二有楽ビル3階
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アクセス
JR関内駅より徒歩8分、横浜市営地下鉄伊勢佐木長者町駅より徒歩3分、京浜急行日ノ出町駅より徒歩10分
電話番号
045−250-4080
#建築
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