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「ジュエリーの今: 変貌のオブジェ」展

東京国立近代美術館工芸館
終了しました
指輪や首飾りを身につける習慣が長い間途絶えていた日本で、ジュエリーが用いられるようになったのは、明治時代以降、服装の西欧化が進んだ時代のなかでのことでした。作家がジュエリーを制作の対象として意識し始めるのは、それよりさらに遅れ、ようやく昭和に入った頃からです。以後、今日まで芸術の一分野としての地位を求めて、活発な制作活動が繰り広げられてきました。そのなかで、同時代の思想や芸術の動向を吸収しつつ「ジュエリー」は多くの概念の変遷を遂げました。
展覧会では、この流れを、①美を念として:戦前期、②ジュエリーの地位:1950年代~1970年代、③素材の解放:1970年代~1980年代、④変わる身体:1990年代以降という4つの大きなテーマのもとでご覧いただきます。
身体をいわばキャンバスとするジュエリーは、それを身につける人物のイメージを内外から大きく変える働きを持っています。自他との親密なコミュニケーションの装置としてのジュエリー、その独自のあり方に魅了され、制作する作家36人の作品との対話をお楽しみください。

■ 出品作家よるギャラリートーク
10月22日(日)佐藤ミチヒロ
10月29日(日)薗部悦子
11月5日(日) 藤田恵美

■ 担当学芸員によるギャラリートーク
10月8日 (日)北村仁美(当館研究員)
11月26日(日)木田拓也(当館研究員)

[画像:平松保城《ブローチ》1978年]

スケジュール

2006年10月7日(土)〜2006年12月10日(日)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
月曜日
※入館は閉館の30分前まで。展示替期間、年末年始休館。月曜日が祝日の場合は月曜日開館、翌日火曜日休
入場料一般 500円、大学生 300円、高校生 150円、小・中学生 無料
展覧会URLhttp://www.momat.go.jp/CG/Jewelry/index.html
会場東京国立近代美術館工芸館
http://www.momat.go.jp/cg/
住所〒102-0091 千代田区北の丸公園1-1
アクセス東京メトロ東西線竹橋駅1b出口より徒歩8分、 東西線・半蔵門線・都営新宿線九段下駅2番出口より徒歩12分
電話番号03-5777-8600
関連画像

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