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日活アクション映画の世界

国立映画アーカイブ
終了しました
1954年に製作を再開した日活撮影所は、間もなくアクション映画の量産に踏み切ってヒット作を連発し、国民的な人気を獲得した石原裕次郎と小林旭のほかにも、赤木圭一郎、和田浩治、二谷英明、宍戸錠、高橋英樹、渡哲也といった個性あふれる男性スターを、またその世界を支えた北原三枝、浅丘ルリ子、芦川いづみ、松原智恵子らの可憐なヒロインたちを送り出してきました。悪に挑む果敢なヒーロー像を引っさげて、ある時は緊張感に満ち、ある時はムーディに、またある時は荒唐無稽でコミカルな一面も見せた日活アクションは、仁侠映画のエッセンスを吸収するかと思えば、1960年代末には時代の若者風俗を取り入れ藤竜也、梶芽衣子らの新スターを生んだ「ニュー・アクション」路線を展開し、およそ15年にわたって豪快な活劇で日本人の視線をスクリーンに集めてきました。
この特集では1956年から1971年までに製作された56本の長篇に、日活撮影所の建設記録の短篇1本を付して上映いたします。爽快な活劇群から立ちのぼる、戦後日本映画の雄々しい輝きをお楽しみください。

■トーク・イベント
8月18日(金)7:00pm 『二人の世界』上映終了後
ゲスト:渡辺武信氏(映画評論家)

8月31日(木)7:00pm 『ギターを持った渡り鳥』上映終了後
ゲスト:斎藤武市氏(映画監督)
    白鳥あかね(映画スクリプター)

9月9日(土)5:00pm 『闘牛に賭ける男』上映終了後
ゲスト:舛田利雄氏(映画監督)

*トークのみの入場はできません。

スケジュール

2006年8月1日(火)〜2006年9月24日(日)

開館情報

時間
11:0018:30
※上映イベントの上映時間は企画によって異なる
※展示室の入場は18:00まで
休館日
月曜日
上映準備・展示替期間・年末年始休館
入場料[上映]〈所蔵作品上映〉 一般 520円、大学生・高校生・65歳以上 310円、小学生・中学生 100円 [展示室]一般 250円、大学生 130円、高校生以下・65歳以上・障害者手帳提示と付き添い1名 無料
展覧会URLhttp://www.momat.go.jp/FC/NFC_Calendar/2006-08-09/kaisetsu.html
会場国立映画アーカイブ
https://www.nfaj.go.jp/
住所〒104-0031 東京都中央区京橋3-7-6
アクセス東京メトロ銀座線京橋駅1番出口より徒歩1分、都営浅草線宝町駅A4出口より徒歩1分、東京メトロ有楽町線銀座一丁目駅7番出口より徒歩5分、JR東京駅八重洲南口より徒歩10分
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)
関連画像

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