photographers’ gallery写真集の出版や、展覧会の開催など、現在では木村伊兵衛が再ブームのような感もあります。とはいえ、再ブームなどなくとも、木村は日本写真界で最も影響力があるともいえる写真賞に名前が冠される存在で、その栄光に陰りはありませんし、『アサヒカメラ』では現在でも木村の写真が連載されています。
そうした確たる評価のある一方で、私たちは木村の負の部分と目されることもある戦時中の活動について、あまり多くのことを知りません。木村が対外宣伝誌である「FRONT」の制作に関わっていたのは周知の事実ですが、そうした表立った事例ではなく、今ではあまり知られることのない雑誌や彼の写真集に焦点を当ててみたいと思います。戦争が激化していく当時、「報道写真」をめぐる議論の中で木村はいかに写真を撮り、雑誌に寄稿し、アマチュアに向けて言葉を発していたのでしょうか。
今回の講座では、「photographers’ gallery press no.5」に発表された「「報道写真」をめぐる悪霊の起源」の著者をお招きして、木村の「もうひとつの顔」を検証していきます。
定員:25名
•受講の申し込み方法
お問合せ、お申し込みはphotographers' galleryまでお願い致します。
定員に達し次第ご予約を締め切らせて頂きますので、何卒ご了承ください。
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