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レオナルド・ペレガッタ with ROUROU 「地図にない道」

ギャラリー・エフ
終了しました

アーティスト

レオナルド・ペレガッタ、ROUROU
写真家、レオナルド・ペレガッタの新作『地図にない道〜Indefinite Path〜』は、ファッション・ブランド”ROUROU”(ロウロウ)との出会いによって生まれました。ROUROUは今秋からアーティストたちとのコラボレーション・プロジェクトを立ち上げることを企画。その第一弾として、日本在住のイタリア人写真家、レオナルド・ペレガッタの参加と写真集の出版が決まりました。
幻想的なタッチでヨーロッパや日本の心象風景を撮影してきたペレガッタは、このコラボレーションを新しい作品づくりの機会としてとらえています。

「ROUROUとの出会い、そしてコラボレーションは、極めて感覚的なもの。互いの感性を自由に交わしながら創作することができた。ROUROUの世界観を意識的に映像化するのではなく、もっと精神的なコラボレーションを試みた」
『地図にない道〜Indefinite Path〜』のテーマは「旅」。ペレガッタは、現在の日本を旅し、実際に存在する風景を撮影してきました。しかし、その写真に描かれた場所や時間は、「地図にない道」というタイトルが示唆するように、きわめてあいまいなものです。現実の瞬間をとらえているはずの写真には、移りゆく風景や記憶が浮かび上がります。
「これらの写真が描き出す旅は、不確かで、無意識なもの。時間の感覚も目的地も定かではない。でも、幻想的に思えるこれらの写真は僕にとってはとてもリアルなものだ。不確実に変化していく風景こそが、人の心を表していると思うから」
「どこにあるかは分からない、けれど必ずある未知のアジアの国」をテーマに独創的な服づくりを続けるROUROU。ペレガッタは誰も見たことのないその国を漂う旅人であるかのような視点で写真集『地図にない道〜Indefinite Path〜』を完成させました。

展覧会『地図にない道〜Indefinite Path〜』では、写真集に収録された作品の展示を行います。
目に見えるものと見えないものの境い目をほぐし、またつないでいるやわらかな光景。
蓮色の空が開く旅の始まりです。

スケジュール

2006年9月14日(木)〜2006年9月24日(日)

開館情報

時間
12:0019:00
休館日
火曜日
入場料無料
会場ギャラリー・エフ
http://www.gallery-ef.com/index.htm
住所〒111-0034 東京都台東区雷門2-19-18
アクセス東京メトロ銀座線浅草駅2番出口より徒歩2分、都営浅草線浅草駅A5出口より徒歩2分
電話番号03-3841-0442
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