マルレーネ・デュマス 「Light and Dark 1987-2007」

ギャラリー小柳

poster for マルレーネ・デュマス 「Light and Dark 1987-2007」

このイベントは終了しました。

1953年南アフリカ共和国生まれ。デュマスはケープタウンの美術アカデミーで学んだ後、1967年オランダに移り、現在はアムステルダムを拠点に活動しています。70年代にオランダ、ハーレムの「アトリエ63」に参加し、以来新聞の切り抜きや古い写真に言葉を添えたコラージュを制作しますが、83年より絵画制作に転じ、画面いっぱいに広がる人物の顔の連作やヌードを発表、国際的に活躍を始め、今や世界的に最も注目される作家の一人となっています。

デュマスの描く様々な顔や裸体のイメージ・ソースは、宗教的な図像、新聞やファッション誌、自ら撮ったスナップ写真などにあります。彼女が「写真をまねしているのではなく、使っている」のだというように、デュマスが魅せられているのは顔というテーマであり、個人に意味性が付与されているわけではありません。彼女の作品では、モデルの有名、無名に関わらず、人種、性別、年齢に関わらず、すべてが並列化され、やや表現主義的なスタイルや技法がそれぞれの容貌の差異をより曖昧にしています。見る者を射るように見つめ返す目は、その肌の色の差異よりも印象的であり、どれもが不安感、抵抗感を宿しています。

本展では、1987年制作の作品から2007年の最新作まで、秘蔵のドローイングと油彩作品を紹介します。

同時開催「マルレーネ・デュマス - ブロークン・ホワイト」
第1会場: 東京都現代美術館 企画展示室1階・3階
2007年4月14日(土)−7月1日(日)
休館日: 月(但し、4月30日は開館)
第2会場: 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
2007年10月21日(日)−2008年1月20日(日)

【画像:「Light and Dark」1990-2000 】

メディア

スケジュール

2007年04月17日 ~ 2007年06月16日

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Reviews

Meg Kaizu tablog review

Life, Death and the Spaces in between.

Marlene Dumas’ paintings echo through the exhibition space, and one can feel that this Amsterdam-based South African artist is a strong communicator of life, death and the spaces that-exist in between.

sayadct: (2007-06-13 at 16:06)

■痛い
■夏の暑い日に見るものじゃなかったかなとちょっと後悔。でも自分の中で終戦記念日と日本軍のマレー作戦のおかげで戦争のイメージは夏とつながっている。
■MarsAttackて

ramarama: (2007-06-15 at 16:06)

一貫してテーマは、人生の光と闇。
写真でも映画でもなく絵画で、というこだわりが
どのような表現になっているのか、興味を持ちました。

アラーキーの写真とのコラボなどもある模様。
光と闇、というタイトルはテーマとしての言葉だと思うけど、
写真そのものも、光と影のアートです。
一見、私の好みの作風ではないのですが、
都内二箇所で同時開催というのも面白いので、見てみたい。

まずは【ギャラリー小柳】にて。

闇ばかりを感じてしまいました...。
正直、あまり好きにはなれない。
私は光のほうに重点をおきたい!
現美のほうが展示規模も大きいし、そちらも見て
何か収穫を得たいと思います。

そして、【現代美術館】のデュマス展。

現美では、ギャラリーガイドに参加して正解でした。
一人で見ていたら、きっとさーっと出てしまっていたと思うのです。
一見苦手な作家でも、鑑賞のきっかけがあると収穫もあり
とても得した気分になります。

明るめのものとしては、
自画像の「よっぱらい」と、娘さんとのコラボ作品、
そして暗めのものとしては、首吊り図が印象に残っている。

女性のポートレイトが沢山等間隔に並んでいる展示は結構好き。
私は小さいものが並んでるのが好きなんだと思う。
いくつかのポートレイトは、
被い焼きした写真を現像液につけてるときのように感じました。
目と口だけが浮き出てきて、輪郭など周りはぼけているようなところが...。

デュマスの作品に、ほとんど常に影や不安やどろりとしたものが
混ざっているのには、彼女自身の生まれた土地や育ち方など
いろいろ背景が関係しているということがわかりました。
でも単純に「わっはっはー」というHappyな気分を描いたものがあれば、
それも是非見てみたいなぁと思いました。

ちなみに今回は、税関を無事通れる程度の作品のみが来ている。
もっと過激な作品がオランダやドイツで見られるようです。

そして、いま現代アートの市場で、
作品に最も高値がついている女性作家、らしい。

さてさて、あなたは彼女の作品を、寝室や書斎に飾りたいですか?

http://ramarama.cocolog-nifty.com/

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