なびす画廊高木智広さんは1972年岐阜に生まれ、武蔵野美術大学 短期大学部美術科を卒業しました。幼少の頃から動物に親しみ、動物図鑑の絵に刺激を受けた作家は、海外での様々な経験を通して感じたことを描きます。中でもパプアニューギニアで作家が目の当たりにした自然と人々の共存関係に「人も自然の一部」であることを強く感じ、人が環境を制御する現代社会に対し、疑問を抱きました。高木智広の作品は、このまま自然破壊が進めば動植物が消滅して、「人が演じる動物園」ができるかもしれないと制作された空想の世界です。今回のシリーズはそんな現代社会に対して警鐘をならすだけではなく、なんでもパロディ化、ギミック化する事に対するアイロニーでもあるのです。ヴィヴィッドな色彩で描かれた「人が演じる動物園」他、「人が演じる静物画」など油彩が約15点程並びます。醸し出される不思議な世界をお楽しみ下さい。
【画像】「人が演じる動物園」 2007年、キャンバスM100号(1620x970cm)、キャンバスに油彩
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