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トプカプ宮殿の至宝展

東京都美術館
終了しました
アジアとヨーロッパを結ぶ東西の架け橋イスタンブールは、古くから政治・経済・文化が交流する要衝として栄えてきました。モンゴル高原北方をふるさととし、南下西進を続けたトルコ民族の一派が、13世紀末にアナトリア高原で創始したオスマン帝国は、ビザンツ帝国との激しい攻防の末に1453年、イスタンブールを掌中にしました。オスマン帝国の君主はスルタンと呼ばれ、強大な軍事力を持つ専制君主、イスラムの庇護者、広大な領土から得る富の独占者として、その力をアジア、アフリカ、ヨーロッパに示しました。
 
トプカプ宮殿は、スルタンが居住した私的空間と国政の場を兼ね備えた施設でした。莫大な富を示すことで他国を威服させるべく、スルタンの生活すべてが、豪華な装飾に囲まれていました。また世界中の美女が集まったハレムでは、優美な宮廷文化が生まれ、女性たちはスルタンの寵愛を競いました。
 
本展覧会では、オスマン帝国の政治・軍事・宗教・文化を、スルタンの権力とハレムの女性たちに焦点を当てながら、トプカプ宮殿博物館とトルコ・イスラム美術博物館所蔵の優品約140点で総合的に紹介する試みです。

関連イベントにつきましてはサイトをご覧下さい。

[画像]「アブデュル・ハミト1世像」1744-89年 トプカプ宮殿博物館蔵
©Topkapi Palace Museum

スケジュール

2007年8月1日(水)〜2007年9月24日(月)

開館情報

時間
9:3017:30
金曜日は20:00まで開館
休館日
毎月第1・第3月曜日は休館
年末年始休館
特別展は月曜日休館(月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館)
備考
休館日: 毎週月曜日(但し、9月17日・24日は開室、9月18日は休室)
入場料一般 1400円、学生 1200円、高校生 650円、65歳以上 700円
展覧会URLhttp://www.asahi.com/topukapu/index.html
会場東京都美術館
https://www.tobikan.jp
住所〒110-0007 東京都台東区上野公園8-36
アクセスJR上野駅公園口より徒歩7分、京成電鉄京成上野駅池の端口より徒歩10分、東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅7番出口より徒歩10分
電話番号03-3823-6921
関連画像

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