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「特集陳列 拓本の世界 槐安居(かいあんきょ)中国碑帖コレクション」展

東京国立博物館
終了しました

アーティスト

高島菊次郎
大正から昭和の初期にかけて、日本では数寄者(すきしゃ)がこぞってお茶道具を購入するなか、中国の文化に関心を持ち、中国書画の収集に心を砕いた人物がいました。その1人の実業家の高島菊次郎氏(1875〜1969)のコレクションは、戦前から各種の刊行物に掲載され内外に喧伝されました。

東洋館の開館を控えた1965年、氏はその300余件にのぼるご愛蔵の書画を当館に寄贈されました。中国書法史上の名品が少なくないこのコレクションは常に東洋館の陳列を支え、今なお多くの愛好者・研究者の渇を癒し、貴重な資料を提供しています。

今回は三井記念美術館、台東区立書道博物館と当館の3館のそれぞれの館で所蔵する碑帖の優品を同じ時期に展観いたします。

■関連イベント
-ハンズオン体験コーナー「コピーの元祖『拓本』体験」
本特集陳列にあわせ、展示期間中、表慶館の教育普及スペース「みどりのライオン」体験の間では、展示作品を題材に、昔の中国の文字を写し取る簡単な拓本体験ができます。板の上に紙を置いてこすると、皆さんの知っている漢字が浮き出てきます。

-月例講演会「拓本入門 −中国碑帖の魅力−」
講師: 列品室長 富田淳
会場: 平成館大講堂にて
日時: 6月2日(土)、13:30~15:00(開場13:00予定) 
定員: 380名(当日先着順)

-イブニングレクチャー「拓本の世界」
講師: 三井記念美術館学芸員 樋口一貴氏、台東区立書道博物館研究員 鍋島稲子氏、列品室長 富田淳
会場: 表慶館、対話の間
日時: 5月11日(金)、18:00~19:00
定員: 80名(事前申込制、4月23日必着)

-ワークショップ「親子で拓本に挑戦」
会場: 表慶館、創作の間
日時: 5月19日(土)、6月10日(日)、13:00~17:00 
定員: 各回10組(事前申込制、5月7日必着)

スケジュール

2007年4月17日(火)〜2007年7月1日(日)

開館情報

時間
9:3017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館 ※その他臨時休館あり
入場料[総合文化展(常設展)] 一般 1000円、大学生 500円、高校生以下および満18歳未満・満70歳以上、障がい者と介護者各1名 無料、特別展はイベントにより異なる(入館の際に学生証または年齢の確認できるもの、障がい者手帳等ご提示ください) ※入館方法などの最新情報は公式ウェブサイトでご確認ください。
展覧会URLhttp://www.tnm.jp/jp/servlet/Con?pageId=A01&processId=02&event_id=4064
会場東京国立博物館
https://www.tnm.jp/
住所〒110-8712 東京都台東区上野公園13-9
アクセスJR上野駅公園口より徒歩10分、京成線京成上野駅正面口より徒歩13分、東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅7番出口より15分
電話番号050-5541-8600 (ハローダイヤル)