樋口佳絵 「耳鳴り」

西村画廊

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西村画廊では2007年2月20日(火曜)より3月17日(土曜)まで樋口佳絵の第二回個展を開催致します。樋口は2005年の西村画廊での初個展が高く評価され、今後の活躍が期待されている若手作家です。

樋口佳絵は1975 年仙台市に生まれ、1997年に東北生活文化大学を卒業しました。テンペラと油彩を用いた混合技法で、子供たちのふとした瞬間を独自の視点から描き出した作品を制作します。仙台を中心に制作活動を続け、2005年春には東北・北海道在住の若手作家を紹介するシリーズ企画展「N.E.Blood 21」(リアス・アーク美術館)で取上げられました。同年西村画廊で開催した初個展では、可愛らしさと無垢な邪気が同居した独自の作品世界が話題を呼び、全国的にも注目されることとなります。 これをきっかけとして樋口は2005年度宮城県芸術選奨を受賞、2006年1月には北海道立近代美術館の「A MUSE LAND 2006 スウィート・メモリーズ」に出品しました。また2007年は「アートみやぎ2007」(宮城県美術館、1月30日-4月8日)に出品する他、VOCA展(上野の森美術館、3月15日-3月30日)に選出され大原美術館賞を受賞する等、精力的な活動を続けています。

この度の個展では、テンペラ・油彩の混合技法による新作15点を発表します。樋口の作品の全てに登場する、小さな黒目とぽっかりとあいた口が印象的な子供たちは、可愛らしさの奥にとらえどころのない虚ろな表情をのぞかせています。こうした子供が、何処とも限定できない景色の中に戯れる様子は、私的な思い出にとどまらず誰もが共有しているような心象風景として描かれており、テンペラの白く霞んだ色彩と相まって、懐かしさと同時に他人の記憶の中にいるような不安をも伝えます。本展では、細い2本のひもを男の子たちがつたっていく様子を大胆な構図で描いた「待ち合わせ」や遊びの途中で名前を呼ばれて振り返った瞬間をとらえた「名前を呼ぶ」など、子供たちの何気ない日常の中で光る繊細な魅力を描き出した作品を展示します。より一層深みを増した樋口の作品世界にどうぞご期待下さい。

メディア

スケジュール

2007年02月20日 ~ 2007年03月17日

アーティスト

樋口佳絵

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