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「建築家 今井兼次の世界II − 初期作品から航空記念碑まで」展

多摩美術大学美術館
終了しました

アーティスト

今井兼次
今井兼次は、早稲田大学旧図書館をはじめ東京地下鉄銀座線(上野—浅草間各駅)、岸田國士山荘、多摩帝国美術学校、日本中学校、碌山美術館、大多喜町庁舎、日本26聖人殉教記念館、桃華楽堂(香淳皇后還暦記念ホール)、遠山記念館など優れた建築作品を設計、わが国のモダニズム建築の流れから離れたところで独自の内面的な世界を築いた建築家であるとともに、エストベリ、ガウディ、シュタイナーらをいち早く日本に紹介したことでも知られています。また名門大学で教育者としても大きな足跡を残しました。建築のエスキースやドローイング、スケッチ、模型など、現在残された膨大な資料はいずれも精神性が高く、豊かな芸術性を示し、時代を超えて観る者を感動させています。

本展では初期作品から1940年の航空記念碑までに焦点をあて、多くのスケッチ、図面、模型類を展示します。また1926〜1927年にかけての欧米視察の際に撮影された膨大な写真資料やスケッチ、書簡、日記類などを通して、当時の著名人らとの交友や近代建築への鋭い視線を紹介します。今回はそれら今井兼次の200点を越す作品・資料でその業績を振り返ります。

[講演会]
「近代建築受容における今井兼次の功績」
9月15日(土) 14:00-
講師/佐々木宏(建築家)
会場:1F多目的室  
参加自由。

スケジュール

2007年9月12日(水)〜2007年10月21日(日)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
火曜日
火曜日が祝日の場合は火曜日開館し翌日休館
展示替期間・年末年始休館
※現在リニューアルに向け長期休館中
入場料無料
会場多摩美術大学美術館
https://museum.tamabi.ac.jp/
住所〒194-0215 東京都町田市小山ヶ丘6-4-8(事務室)
アクセス※2023年3月31日をもちまして多摩市落合での事業は終了致しました。現在、リニューアルに向け準備中です。
電話番号042-706-7767(事務室)