邱黯雄 展

東京都現代美術館

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この展覧会は中国出身の若手作家の邱黯雄 (チウ・アンション)の作品を日本で初めて紹介します。

邱黯雄は、中国とドイツで絵画を学び、中国の伝統的な価値観を踏襲しつつ、近年では洗練されたアニメーションやビデオの手法を用いて現代の社会事象を彼独自のユーモアを交えながら批評的に表現する新しい世代の中国の作家です。2006年の上海ビエンナーレでは、中国最古の地理書とも言われる「山海経(せんがいきょう)」を現代の文脈で編み直した水墨画のようなアニメーション作品《新山海経》を発表し注目を集めました。

中国古代神話の礎を成す「山海経」は、各地の産物や動植物、さらには珍獣や妖怪のような想像上の生き物や神々の類いが記されています。一方、邱の現代版「山海経」では、ステルス戦闘機を連想させる頭のない怪鳥や、ガソリンスタンドで給油する自動車を模した、亀のようなどこか愛らしい怪獣たちが次々と登場し、中国をはじめ世界各地で私たちにさまざまな価値観の変換を余儀なく迫る都市化や情報化の波、軍事問題や政治対立などが、彼の卓越した描写力と洞察力によってユーモラスに綴られています。邱の寓話的な眼差しは、政治的メッセージを声高に主張する旧世代のアプローチとは一線を画し、私たちの心に静かに力強く語りかけてきます。

本展では、代表作となった《新山海経》に、近年制作されたビデオやアニメーション作品を加え、現代社会を生きる私たちを取り巻く諸問題を新感覚で軽やかに切り開く邱の物語世界を紹介します。


アーティスト・トーク
1月20日 14時から
逐次通訳あり、無料

メディア

スケジュール

2007年01月20日 ~ 2007年04月01日

アーティスト

邱黯雄

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Reviews

waiko: (2007-03-30 at 03:03)

9・11が起こるまで。
自然と人口。都市の成立。

とてもありがちなテーマだけれど
白と黒の彼の映像は鉛のように重く分かりやすかった。

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