「建築と暮らしの手作りモダン - アントニン&ノエミ・レーモンド」展

神奈川県立近代美術館 鎌倉

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アントニン・レーモンド(1888-1976)とノエミ・ペルネッサン・レーモンド(1889-1980)夫妻の仕事は、日本と世界の文化的対話について新しい省察をもたらすものです。彼らの40年以上にわたる日本文化とのおどろくべき出会い(1919-37年、1948-73年)、そしてふたつの日本滞在にはさまれたアメリカ東部での活動(1938-47年)は、それぞれの土地固有の特徴や材料、生活条件に基づきながら、きわめて創造的なヨーロッパ、アメリカ、東洋の「綜合」を実現しています。レーモンド夫妻による建築、家具、テキスタイルなどのデザインは、日本の美的伝統に対する、新しい眼差しと理解の可能性を指し示しました。帝都東京、森に囲まれたアメリカ東部ニューホープ、そしてインドの大地へと展開したレーモンド夫妻の足跡と仕事は、グローバルとローカル、異国的なものと真正なものについての私たちの考えを覆して、モダニズムへのもうひとつのアプローチを生き生きと提示しています。

アメリカ、ヨーロッパ、日本の研究者が協力して企画した本展は、レーモンド夫妻の60年におよぶ素晴らしいパートナーシップが世界各地に遺した仕事を、国際的な調査に基づいて概観する初めての回顧展です。チェコ生まれのアントニンがフランス生まれのノエミと結婚してアメリカに住むようになった第1次世界大戦前後の仕事から始めて、1919年、帝国ホテルの建設のためフランク・ロイド・ライトとともに来日して、東京で活動するようになった20年代の初期作品、レーモンドを世界的なモダニズムの旗手に押し上げた30年代の仕事、戦争中のアメリカ、ニューホープにおける作品、そして戦後、再来日して日本各地に建設した円熟期の仕事などを、200点を超す図面、写真、模型、家具、テキスタイル、絵画、彫刻、ビデオなどによって紹介します。また、本展では、レーモンドの日本の近代建築の発展に対する貢献を理解するため、彼の下で建築家としての出発をとげた前川國男、吉村順三、増沢洵、ジョージ・ナカシマらの作品もあわせて紹介します。

■関連事業
レーモンド展記念シンポジウム
とき: 9月16日(日)13:00~
ところ: 鎌倉商工会議所ホール(鎌倉市御成町17-29、鎌倉駅西口下車徒歩5分、鎌倉市役所前)
発表者(予定):ケン・オオシマ(ワシントン大学准教授)、クリスティーヌ・ヴァンドゥルディ=オザノ (ローザンヌ工科大学准教授)、松隈洋(京都工芸繊維大学准教授)ほか
定員: 150名
※詳しい内容・申込み方法などについては、今後、美術館ホームページに掲載される情報をご参照いただくか、お電話にてお問い合わせ下さい。

■ギャラリー・トーク 9月21日(金)、10月12日(金)、各日とも14:00~

【画像:軽井沢の夏の家 1933年
Raymond Collection, The Architectural Archives,
University of Pennsylvania】

メディア

スケジュール

2007年09月15日 ~ 2007年10月21日
休館日: 9月18日(火曜)、25日(火曜)、10月1日(月曜)、9日(火曜)、15日(月曜)

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