三澤憲司「石井太の眼①頬・笑・美（ほほえみ）」

アート・インタラクティヴ東京（A.I.T.）

終了しました

アーティスト

三澤憲司

アートは遥か昔から繰り返される時間に生きている。この時間の奏でるリズムと響きあい、生息をつづけているのだ。「石井太の眼」では、めまぐるしくかわるアートシーン、消費されたデータのみが残る現代アートの現状に対し、人間と自然との根源的な関係を求めているアーティストを紹介。

今回の作品群の木や石といった無機的な素材（ここで使う木は、朽ちた何の使い物にならないようなモノ）に有機的なイメージをはめこむことで、素材の表面にあらわれる形になる。それらが一般的には御神体であったり、守神であったり、道祖神、御鏡といった物であるのだが、彫刻作品群が単体として光り出す時、それらの形の美や構造ではなく、眼で見て感じられるモノでもなく、心で感じられるモノこそがそれらの意味する物である。

スケジュール

2007年2月26日(月)〜2007年3月7日(水)