「花博・花と緑の日本画」展

佐藤美術館

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このイベントは終了しました。

季節の変化に恵まれたわが国日本。ある時は厳しく、またある時は豊かに移りゆく自然により、我々の先人は、雪月花や花鳥風月に代表される独自の美意識をはぐくみ、さまざまな芸術文化のなかにそれを反映させてきました。
特に絵画の分野においては、「花鳥画」という東洋独自の画題を多くの画家たちが、四季おりおりの自然と人々の機微とのかかわりを自らの目を通してとらえ描いてきました。それはやがて、「やまと絵花鳥画」という日本独自の画題となり、その精神は現代にも受け継がれています。
本作品は、1990年大阪の鶴見緑地で開催された「国際・花と緑の博覧会」において出展された「花と緑・日本画美術館」の出品作であり、博覧会終了後当館の所蔵となったもので、本展は、日本美術界を代表する現代日本画家50名、50点の作品を前後期にわけて展覧するものです。
平成12年に105歳で亡くなられるまで制作に専念し続け日本近代美術史上に偉大な足跡を残した小倉遊亀から新たな日本画表現の確立をめざす田渕俊夫、中島千波などの幅広い世代。また、日本画団体では、院展(片岡球子、岩橋英遠、今野忠一など)、日展(東山魁夷、奥田元宋、高山辰雄など)、創画展(上村松篁、稗田一穂、加山又造など)。その他、団体に所属せず独自の活動を精力的にくりひろげている画家(小泉淳作、牧進、近藤弘明など)までも網羅するもので、現在の日本画壇を一挙に展望することができる作品群であると思います。
今日「花鳥画」という言葉はあまり用いなくなり「日本画」という言葉に代わりましたが自然を愛する日本人のこころとそれを表現するエッセンスはいつまでも見るものに感動をあたえることでしょう。どうかこの機会に日本画の精神、日本の美をご堪能いただきたいと存じます。

前期:5月15日(木)~6月15日(日)
後期:6月19日(木)~7月21日(月・祝)

メディア

スケジュール

2008年05月15日 ~ 2008年07月21日
6月16日~6月18日休館 (展示替え)

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