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岡本太郎 「日本の伝統」

川崎市岡本太郎美術館
終了しました

アーティスト

岡本太郎
1956年、岡本太郎は『日本の伝統』を刊行しました。岡本が日本の伝統に興味を持つこととなった直接のきっかけは、1951年、東京国立博物館で「縄文土器」を観たことにあります。縄文式土器の持つ動的で四次元的な造形感覚が、弥生式土器の持つ静的で平面的な造形感覚とは異なることに気づき、翌年、美術雑誌『みづゑ』に「四次元との対話—縄文土器論」(『日本の伝統』所収)を発表し、「日本の伝統」とは何かについて考察しました。岡本の、この論文は、日本文化論の為に「縄文」と「弥生」という対概念を提示しました。この頃から、岡本は本格的に立体作品を制作します。「縄文土器」は、岡本の立体作品のなぞを解くヒントであると考えられます。
本展では、伝統を乗り越え創造に挑み続けた岡本にとっての「日本の伝統」を、絵画、彫刻、版画、写真等の作品を通してご紹介いたします。

[画像: 「森の掟」(1950) 油彩、キャンバス]

スケジュール

2008年4月11日(金)〜2008年7月6日(日)

開館情報

時間
9:3017:00
休館日
月曜日
月曜日が祝日の場合は月曜日開館し翌日休館
年末年始休館
入場料一般 500円、高大学生・65歳以上 400円、中小学生以下 無料
会場川崎市岡本太郎美術館
http://www.taromuseum.jp/
住所〒214-0032 神奈川県川崎市多摩区枡形7-1-5
アクセス小田急線向ヶ丘遊園駅南口より徒歩17分、向ヶ丘遊園駅南口よりバス「生田緑地入口」下車徒歩8分、JR南武線武蔵溝ノ口駅または東急田園都市線・大井町線溝の口駅北口よりバス(向ヶ丘遊園駅南口行き)「生田緑地入口」下車徒歩8分
電話番号044-900-9898
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