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「所蔵作品展 きものの輝き/漆・木・竹工芸の美」

東京国立近代美術館工芸館
終了しました
「きものの輝き」
伝統的なフォルムには、長い時間によって磨きだされた洗練の美があります。と同時に、過去から伝わったという固定観念は、対象を古めかしく、現代に生きる私たちとは、何か別種のものであるように見せることもあります。なかでも「きもの」は、戦後、日本人の生活スタイルが大きく様変わりしたその陰に沈みこみそうにさえなりました。
 しかし、個人作家による、現代的で瑞々しい感性に満ちた制作も多数行われているのです。今回は、きものや着尺、帯など、伝統的な形式に託された艶やかな染織作品の輝きを紹介します。

「漆・木・竹工芸の美」
多くの材を自然から得ている漆や木竹の作品は、その美しさも単純に自然に依拠するものとみられることがあります。が、私たちが目の当たりにするのは制作者の意志の下で切り取られた「自然」、周到に整えられた人工のかたちなのです。成形や加飾という過程を経て、自然本来の姿とは異質に転化された美の態様をご堪能いただきたいと思います。

前期12月20日~1月25日
後期1月27日~2月22日

[画像: 木村雨山 「一越縮緬地花鳥文訪問着」]

スケジュール

2008年12月20日(土)〜2009年2月22日(日)

開館情報

時間
10:0017:00
休館日
月曜日
※入館は閉館の30分前まで。展示替期間、年末年始休館。月曜日が祝日の場合は月曜日開館、翌日火曜日休
備考
年末年始休み:12月29日~1月1日
入場料[常設展] 一般 250円、大学生 130円、高校生以下および18歳未満、65歳以上、障害者手帳提示をお持ちの方とその付添者(1名)は無料、企画展はイベントにより異なる
展覧会URLhttp://www.momat.go.jp/CG/lacquer_wood_bamboo_kimono/index.html
会場東京国立近代美術館工芸館
http://www.momat.go.jp/cg/
住所〒102-0091 千代田区北の丸公園1-1
アクセス東京メトロ東西線竹橋駅1b出口より徒歩8分、 東西線・半蔵門線・都営新宿線九段下駅2番出口より徒歩12分
電話番号03-5777-8600
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