終了した展覧会・イベントです

「八犬伝の世界」展

千葉市美術館
終了しました
曲亭馬琴(1767-1848)が、文化11年(1814)から天保13年(1842)までの長期にわたって執筆、刊行した読本『南総里見八犬伝』は、善悪入り乱れて様々なエピソードが繰り広げられる、全98巻106冊に及ぶ我が国最大の長編伝奇小説として知られています。
まもなく歌舞伎の題材として取り上げられ、関連する浮世絵なども多く制作されました。世代を問わず人々を夢中にさせた八犬伝の世界は、まさに江戸時代後期の文化を集約したものと言ってよいでしょう。
その人気は、明治時代以降も連綿と続き、現在に至るまで美術、文学、漫画、映画、演劇などの題材として取り上げられています。
原作を読む機会がなかったとしても、NHK人形劇『新八犬伝』や市川猿之助のスーパー歌舞伎「八犬伝」などで、物語に親しんだ方も多いことでしょう。

2008年は馬琴没後160年に当たります。本展覧会は、服部仁氏の八犬伝浮世絵コレクションを中心に、馬琴の資料、近代日本画、現代の歌舞伎、少女漫画に至るまでの多彩な作品約250点を通して、現代にも通じる「八犬伝の世界」の魅力を探るものです。

スケジュール

2008年9月13日(土)〜2008年10月26日(日)

開館情報

時間
10:0018:00
金曜日・土曜日は20:00まで
休館日
毎月第1月曜日は休館(祝日の場合は開館)
年末年始休館
入場料一般 1000円、大学・高校生 700円、中・小学生 無料
展覧会URLhttp://www.ccma-net.jp/exhibition_end/2008/0913_1/0913_1.html
会場千葉市美術館
https://www.ccma-net.jp
住所〒260-0013 千葉県千葉市中央区中央3-10-8
アクセス千葉都市モノレール葭川公園駅より徒歩7分、京成線千葉中央駅東口より徒歩約10分、JR千葉駅東口より徒歩15分、
電話番号043-221-2311
関連画像

各画像をタップすると拡大表示します