特集陳列「日本を歩く―奥羽・東北―」展

東京国立博物館

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現在の東北地方は、7世紀に陸奥の国が、また和銅5年(712)に出羽の国が設置されたことから、「奥羽」または「奥州」と呼ばれてきました。当時大和政権の支配は北東北にまでは及んではいませんでしたが、奥羽山脈をはさんで、およそ太平洋側が陸奥、日本海側が出羽と考えてよいでしょう。南東北は陸奥国の国府(こくふ)・多賀城(たがじょう)が蝦夷(えみし)に対する支配の拠点として現在の宮城県多賀城市に設置されるなど、畿内政権との結びつきが早くから強かったのです。一方、北東北は奥州藤原氏の本拠として古代世界で独自の文化を展開しました。

今回の展示では、平安時代後期に陸奥・出羽両国でおこった「後三年の役」の様子を伝える「奥州後三年記(おうしゅうごさんねんき)」などの作品や、明治時代の中尊寺の様子を今に伝える資料「中尊寺金色堂実写図(ちゅうそんじこんじきどうじっしゃず)」、さらに、この地を舞台にした文学や旅行記などで奥州の文化や歴史を感じていただきたいと思います。また、重要文化財「奥州道中分間延絵図(おうしゅうどうちゅうぶんげんのぶえず)」や、「陸奥出羽國郡行程全図(むつでわこくぐんこうていぜんず)」など江戸時代に作られた絵図で広大な奥州の地をご紹介いたします。

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2008年05月27日 ~ 2008年07月06日

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