「マッダレーナ・シストの世界」展

Shiodomeitalia クリエイティブ・センター

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マッダレーナ・シスト(1951アレッサンドリア生まれ-2000ミラノにて逝去)はイタリアンヴォーグやエル・デコなどの誌上で活躍した国際的に著名なイラストレーターで、イタリアのファッション界の名物的な存在でした。70年代から30年間、ファッションやデザイン、ライフスタイルを題材にした作品を発表し、時代の精神をイラストで巧みに表現してきましたが、2000年、癌に侵され、その短い生涯を閉じました。
本展覧会は彼女の死後、イタリアンヴォーグのカリスマ編集長であり、イタリアファッション界の重鎮でもあるフランカ・ソッツァーニが中心となって企画し、イタリアのラ・トリエンナーレ・ディ・ミラノで2004年に開催された展覧会の巡回展です。ファッションを通して時代や女性像の変遷を描いてイタリアで好評を博した展覧会が、この度、日本に上陸します。今展覧会では、マッダレーナ・シストが制作した数千点におよぶ作品の中から、ファッションとデザイン等を題材としたオリジナルの水彩画が約100点ほか、オブジェや彫刻、写真などが展示されます。「MAD(Maddalena)」と作者のサインが入ったイラストはどれも、その時代の精神を巧みに捉え、非凡な才能のみならず、特有のアイロニーをたたえた鋭い眼差し、現在を捉え、記録したいという彼女の思いが反映されています。

メディア

スケジュール

2008年02月29日 ~ 2008年07月31日
5月5日(月)・6日(火)は祝日のため開館、7日(水)は休館いたします。

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Reviews

neioumi: (2008-03-08 at 00:03)

イラストレーションが中心だが、原画やアニメーション、陶器などの立体作品も展示されていて、ユーモラスな女性像や、やわらかい色彩やタッチは見ていて飽きません、ポスターよりも実物はずっと奇麗で繊細です。
また、作品の中にマジストレッティやスタルク、ニキドサンファル、倉俣史朗、カルダー、ソットサス…といった有名なデザイナーの作品も登場するので、それを見つけるのも楽しい。数点だが、実物を一緒に展示している試みも、新鮮な感じ。
また、ジャーナリストとしても活躍したという彼女の「デザインに囲まれた暮らし」を皮肉めいた文章とイラストにしてみせている作品は必見。デザインブームに沸く今の日本でも共感できるのではないでしょうか。特に欧米での「日本ブーム」について書かれた文章は、思わず笑ってしまった。
彼女の様々な側面を、広く俯瞰できる構成。知名度はないアーティストだが、たくさんの人に見てもらえたらいいと思う。

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