平野敬子 「デザインの起点と終点と起点」

ギンザ・グラフィック・ギャラリー

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ギンザ・グラフィック・ギャラリーでは、2008年9月企画として<平野敬子「デザインの起点と終点と起点」>を開催いたします。

平野敬子は関わってきた全ての仕事を、強い意志を湛える静謐な完成形へと導いてきました。携帯電話「F702iD所作」、東京国立近代美術館、資生堂qiora、小沢健二のCD。一貫して高い美意識が宿る作品群を並べると、その実、全ての要素が「機能している」ことに改めて驚かされます。デザインとは機能を果たすもの、という至極当然の事実が、平野の手により浮き彫りにされるのです。デザインするものを取り巻く広い周辺範囲にまで追及の手を緩めず、複雑な要素を具現化するべく挑み続けるのは、それぞれの要素が欠かすことのできない機能を担っているからなのです。極限までにシンプルな幾何学的形態による表現、飽くことのない「白」の追求、多様なメディアを横断する有機的なコミュニケーションを駆使した化粧品のブランディング、ゴールドとマゼンタを中心とした携帯電話の色展開。平野にとっては必然性に駆られた試みの数々は、その後のデザイン界の動向の布石となり、新しい基準を打ち立ててきました。平野が示すビジョンは社会におけるデザインの責任を再度考えさせる提言とも言えるのです。

本展覧会は<Graphic Wave 1998>から奇しくも丸10年の時を経ての個展です。平野のこれまでの軌跡、思考の集積を総括し、新たなる領海へ踏み出す起点となるものです。

展覧会に併せて「ggg Books-86 平野敬子」も刊行いたします。

-ギャラリートーク
1) 9月12日(金) 18:30-20:00
出演: 夏野剛 (慶應義塾大学政策メディア研究科 特別招聘教授) + 山中俊治 (プロダクトデザイナー) + 平野敬子
2)9月17日 (水) 18:30-20:00
出演: 大貫卓也 (アートディレクター) + 平野敬子
会場: DNP銀座ビル5階
*入場無料/ 要予約
*第2回の申込は、9/4(木) 11:00より開始します。
また、出演者の都合により、第2回の日程が変更する可能性があります。
変更の場合には、当ウェブにてお知らせしますので随時ご確認くださいますよう何卒お願いいたします。

メディア

スケジュール

2008年09月03日 ~ 2008年09月29日

アーティスト

平野敬子

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Reviews

pbyjp: (2008-09-28 at 21:09)

Interesting show. A book is available at the entrance, that you can take with you during the visit and that describes all the works, one by one, in Japanese AND English!

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