「CRANBROOK IN JAPAN 2008」展

終了しました

本展は建築・デザイン・アートの各領域に多大な影響を与え続けているアメリカの大学院、Cranbrook Academy of Art（クランブルック・アカデミー・オブ・アート）に学んだ有志による展覧会です。出展する現役29名はそれぞれの作品制作や活動を幅広く発表するなか、今回の展覧会に集う事になりました。建築・デザイン・工芸からアートまで様々な分野の大学院生達が日々交流するクランブルック・アカデミーのユニークな環境、この展覧会に出品された作品はその環境から育まれてきた知性と技術の結集であり、これらはその影響された"ものづくり"に対する自由で総合的な発想、思想が反映した"クランブルックスピリッツ"と言えるでしょう。
これらの作品は現代において、また、未来の文化的要請に応えうる可能性の証と言えるかもしれません。

本展は、17年ぶりに日本国内で開催される2度目の展覧会となります。長い歴史を持つクランブルックで"ものづくり"を相互に多方面から刺激し合い、それぞれの発想や思想を高めていける教育環境が伝統的に引き継がれてきています。現代、世界的に稀に存在する教育コニュニティーの一つと言えるのではないでしょうか。

本展ではこうしたクランブルックの由緒ある歴史を通じて、"ものづくり"に対してに問いかけています。

スケジュール

2008年12月4日(木)〜2008年12月23日(火)