櫃田伸也 「通り過ぎた風景」

東京藝術大学 大学美術館・陳列館

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1960年代から独創的な風景画を描き続けてきた、画家・櫃田伸也。 戦後の原っぱを原風景にして、身の回りの景色に触発されて生み出される彼の作品は移り変わる車窓の風景のように、時代とともに劇的に展開してきました。
線と色彩とでソリッドに描かれた初期の作風は、パズルを思わせる解体と再構築を繰り返しながら、 近年では山や水辺、家といったモチーフが加わって、より空想的で軽やかな景色へと変貌を遂げています。
 フラットでありながら不思議な奥行きと浮遊感をもつ櫃田の絵は、現代の感覚を体現する、 新たな風景画の境地を切り開くものです。
 そして同時に、空地や川縁で遊んだ子供時代の記憶を喚起する、懐かしい風景の遊びへと観る者を誘います。
 櫃田伸也は、愛知県立芸術大学、東京藝術大学絵画科油画専攻で教鞭をとり、数多くの若い才能を育て、 世に送り出してきた、よき教育者でもあります。退任を記念する本回顧展では、代表作約30点により、 そのユニークな制作の変遷を紹介します。

メディア

スケジュール

2008年11月11日 ~ 2008年11月24日

アーティスト

櫃田伸也

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