特集陳列: 中国古銅近人印譜

東京国立博物館

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東京国立博物館は、平成14・15の両年度にわたって小林斗あん(1916~2007)氏ご愛蔵の中国稀覯印譜(きこういんぷ)および篆刻(てんこく)資料、都合423件のご寄贈を受けました。

 小林斗あん(庸浩)氏は、尖鋭な刀法を駆使した緻密な作風をよくする篆刻家として、わが国書壇における指導者的役割を果たされ、また文字学・印学への造詣 も深く、早くから多くの論考や著作を発表されてきました。その知性に裏付けられた洗練を極める作風と、数々の学術的な貢献によって、小林氏は平成5年に日本芸術院会員、11年には文化功労者に推挙され、15年には中国・西れい印社名 誉副社長に就任、16年には文化勲章を受章、19年8月13日に永眠されました。

 当館では昭和51年(1976)、実業家の横田実(よこたみのる)氏(1894~1974)から、漢南印譜コレクションとして知られる中国古銅印譜198点・近人印譜247点のご寄贈を受けています。横田氏が生前に執筆された印譜解題は、歿後ほどなく小林氏の整理を経て『中国印譜解題』として刊行されました。 同コレクションの名品のひとつ「集古印譜(しゅうこいんぷ)」(原鈐(げんけん)本)は、小林氏が「 漠南書庫(ばくなんしょこ)を代表するのみならず、古銅印譜の冠冕として、わが国印譜中最高に位すべきものである」と絶賛したものです。

 この特集陳列では、小林氏のコレクションを主としながら、これに横田氏コレクションの名品「集古印譜」を加え、中国における印譜の歴史を概観します。

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スケジュール

2008年11月05日 ~ 2008年12月25日

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